- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163150604
感想・レビュー・書評
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男にとって女は魔物。求めるものは隠し、秘密は知りたがり、追いかければ逃げていく。恋がふとした拍子に恐怖に転じた十の物語
んーなんか…ってかんじだった。とにかく、女も男も嫉妬してるし、不倫してるし、パパ活女子はいるしってかんじ。
特に、最初の話は完全に娘も母親も頭お花畑だし、なぜか父親が悪いことになってるのが分からなかった。結婚してる姉も一緒になって、父親を説得してるけど、「いや、お前の旦那が今と同じ状況になっても結婚を後押しできんのかよ」ってなったわ。
若い子はいいとか言って不倫相手が家まで押しかけちゃう話とかも男がアホすぎたし。不倫相手の女のことも妻のことも舐めてかかってる。いつか妻に復讐されればいいのにって思った。
小説ってその時代のことが分かる。バブルの頃とかこういうかんじだったんだーってなったりするから好きなんだけど、今回は今と時代が違いすぎて(価値観とかお金のこととか)、なんだかなーってなった。ネットで溢れてる不倫した配偶者に、スカッと復讐系が今の支流なのかね。まぁ、「男と女の物語はいつも怖い」が副題になってるからそういうことか。
本当は⭐︎は2.5ぐらいの気分だった。
2023.1.28 読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6290309.html)
(収録作品)つわぶきの花/前田君の嫁さん/ウェイティング・バー/怪談/朝/わたくしの好きな写真/いらつく理由/靴を買う/残務処理/土曜日の献立
著者プロフィール
林真理子の作品





