お吉の茶碗 御宿かわせみ

  • 文藝春秋 (1995年3月30日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163154305

感想・レビュー・書評

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  • 御宿かわせみシリーズ8編。今回は人情より事件物の内容が多い。シリーズとしては、平均点。花世ちゃんは出てこないし(笑)
    ちらりと勝海舟が登場。横浜居留地や攘夷藩士などが背景となり幕末の様相を現している。江戸市井の変化がこれからのテーマになるのかな~

  • 御宿かわせみを舞台にした短編時代小説。
    あっぱれな仇討ち話があったり、御用聞きの活躍話があったりして、これぞ時代小説といった感じ。
    親子が火事で死んだりして、ちょっと悲しい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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