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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163158006
感想・レビュー・書評
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タイトルでもある「ばーるのようなもの」が愉快。
言われなければ気にならない、言われてみれば大変気になるその疑問について、愉快な考察が展開されています。
その後に続く話は、オチがあるのかないのか..。少々尻すぼみ感が否めない。 -
確かに「バールのようなもの」ってなんだろね。なんかモヤモヤしたものごとに対して、ユーモアを交えてムフと言わせるような短篇集。
短篇集だけど、後半に行くとなんかよく分からんことになりました。「みどりの窓口」はよい。 -
バールのようなものとは何か?①バールみたいなもの②バールに似た形状のもの③おそらくバール状のもの。筆者は寝食忘れてその疑問を解決しようとする。そしてついに「バールのようなもの」の正体が明らかに!?
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「みどりの窓口」、とても好き
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「蕎麦ときしめん」以来、十数年ぶりに清水 義範 を手に取った
面白いのですが、以前のようには夢中にならなかった。 -
侵入窃盗のニュースでよく聞く「バールのようなもの」。
それが一体何なのか、作者は犯罪者と疑われるのを覚悟し、ホームセンターへ。
店員におそるおそる「バールのようなもの」を臭わせながら品を探す作者の言葉はハッキリしません。イラつく店員は「バールじゃだめなんですか?」と蓮舫のようなことを言ってきます。「バールならあるんですけどねぇ…」
よくもまぁこんな話思いついたなぁ、と笑いました。
清水義範のパスティーシュの中でも、上位に入る好きな話です。 -
短編集。ブラックユーモアが面白い。バールのようなものでは、普段私たちが流してしまう「バールのようなもの」について疑問を抱き掘り下げていく話。馬鹿馬鹿しくも、真面目で面白い。
筒井康隆が好きな人は、これもきっと好きだろう。
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