前世の記憶

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163160900

感想・レビュー・書評

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  • 前作の「緋い記憶」がやっぱり強烈に自分の中に残っていたこともあってか、この作品では、どの短編もみなおなじような展開に思えて入り込めませんでした。東北で一時的に過ごした主人公がその間の記憶をなくしており、それを思い出す展開でショッキングなことが明らかになる…。もういっぱいって感じだけれど、「蒼い記憶」もこれから読んでみます。

  • 面白いけど、怖い・・・。

  • 記憶シリーズ短編集の第2章。タイトルにもなっている『前世の記憶』は、
    夏目漱石の夢十夜の第三夜と同じような怖さで、
    よくある怪談話でもあるが、家族の情愛をきちんと描かれていて佳作。
    どの話も恐怖よりも人の悲哀や愚かさを感じさせる。

  • 前作「緋い記憶」よりもこちらの方が面白かったです。
    どの話も似ているといえば似ているのですが、
    少しずつ明かされていく”記憶”の謎に目が離せなくなります。

    一番のお気に入りは「針の記憶」です。

  • この人の本は何度読んだかわからないくらい好きです。

    忘れていた記憶がふとしたきっかけで蘇る。短篇集。

    この本はそこまでホラー色は強くないので安心して読めますが、内容は暗いです。

  • ・1/5 読了.後半は一気に読みきった.ちょっとしたミステリーだ.みちよさんが言うほど面白いって感じじゃなかったけど.やっぱりこの人のは歴史ものがなんといっても面白い.

  • 2008年10月13日

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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