長城のかげ

  • 文藝春秋 (1996年5月9日発売)
3.25
  • (1)
  • (4)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163162409

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 25年以上前に検査入院中に読んだ。
    退屈だろうし、
    何か読む物をと思って買った本。

    初日に読了して、
    結局…1週間ずっとヒマ。

    本書は短編集。
    内容の密度がちょうど良い。

  • 劉邦、項羽の周りの人の話だけど、結構面白い。
    読んでると本編を思い出し、また読みなおそうかな。。。と思ってしまう。

  • 秦王朝末期から前漢 劉邦の臣人からみた時代背景を短編5編。「李布」「蘆綰」「陸賈」「肥」「叔孫通」の立場から物語

  • 短編集 「逃げる」 季布の話
    「長城のかげ」 盧綰の話
    「石径の果て」 陸賈の話
    「風の消長」 曹肥の話
    「満天の星」 叔孫通の話

  • 秦の始皇帝の没後に起きた反乱の中、次代の覇権を争った項羽と劉邦。本書は、この有名な二人ではなく、その周辺人物に焦点を当てた短編小説集で、季布(きふ)、盧綰(ろわん)、陸賈(りくか)、劉肥(りゅうひ)、叔孫通(しゅくそんとう)、をそれぞれ主役としています。楚漢戦争というメインストーリーに対するスピンオフ作品という趣で、例えば、「風の消長」では、漢の皇帝となった劉邦の庶子・劉肥の複雑な内面や父との微妙な関係が描かれています。(再読)

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮城谷昌光の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×