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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163162409
感想・レビュー・書評
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25年以上前に検査入院中に読んだ。
退屈だろうし、
何か読む物をと思って買った本。
初日に読了して、
結局…1週間ずっとヒマ。
本書は短編集。
内容の密度がちょうど良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
劉邦、項羽の周りの人の話だけど、結構面白い。
読んでると本編を思い出し、また読みなおそうかな。。。と思ってしまう。 -
秦王朝末期から前漢 劉邦の臣人からみた時代背景を短編5編。「李布」「蘆綰」「陸賈」「肥」「叔孫通」の立場から物語
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短編集 「逃げる」 季布の話
「長城のかげ」 盧綰の話
「石径の果て」 陸賈の話
「風の消長」 曹肥の話
「満天の星」 叔孫通の話 -
秦の始皇帝の没後に起きた反乱の中、次代の覇権を争った項羽と劉邦。本書は、この有名な二人ではなく、その周辺人物に焦点を当てた短編小説集で、季布(きふ)、盧綰(ろわん)、陸賈(りくか)、劉肥(りゅうひ)、叔孫通(しゅくそんとう)、をそれぞれ主役としています。楚漢戦争というメインストーリーに対するスピンオフ作品という趣で、例えば、「風の消長」では、漢の皇帝となった劉邦の庶子・劉肥の複雑な内面や父との微妙な関係が描かれています。(再読)
著者プロフィール
宮城谷昌光の作品





