殺人者の健康法

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 8
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163165301

感想・レビュー・書評

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  • 最初は小難しいしなんかようわからん本じゃなあと考えてたんですけどニーナがでてきてからすっごいおもしろくなった…!! 職業柄(?)いつもこれを劇にしたらどんな感じかなーとか考えながら読んだりするんですが、これは劇にしないで文字だけで問答を見ていた方が好きかも

  • ほとんどが老作家とジャーナリストの対話形式で進んでいく。


    途中からはらはらと引き込まれていった。
    はー、おもしろかった。

  • 11月25日 第7回日比谷図書館チャンプルでお借りしました。

    とあるノーベル文学賞作家のインタビュー、気難しく、パッとみれば異常者とも目に映る彼は何人もの記者をその感性で体調不良にまで追い込み退けていくが、そんな中、ある女性記者に
    よってその作家が紐解かれていく。

    柔らかい日本語に翻訳されているので読みやすいですが、できれば原文で読んでみたいと思いました。
    Toshi

  • ノーベル賞受賞作家と様々な記者とのインタビューのやりとりで構成される。次々と新たな記者が作家への取材を試みる。言葉のキャッチボールが次第に熱を帯び、作家が過去を語る単なるインタビューではなくなってくる。
    アメリー・ノートンの才能が感じられる書。

  •  ノーベル賞作家にして殺人者、老大家が若き女性記者に明かしたおそるべき秘密、戦慄の懇請とは。ベルギーの名家に生まれ、日本で育ち、フランスの文壇で花開いた異色の新星の、大胆にして才気溢れるデビュー作。<Amazonより>
     呆れるほどの毒舌と皮肉で綴られている対話型の小説。内容はあらすじの通りで、インタビュアーと大作家の会話だけで物語が進む。書くことについて、食について、性についてとかいろいろ議論がされていくが、老作家タシュ先生によって全てなんだかよくわからなくなり、インタビュアーは追い出される。会話の中で、取って喰われるというのが、こういう事だと気づくような本だ。最後に明かされる恐るべき秘密の部分が幻想的でもある。けど、これがデビュー作とは恐ろしい人だ。

  • 面白かったけど、最後のまとめが強引。

  • 湖に浮かぶ少年少女

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