果報は海から

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163175300

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  • 突拍子もなく浮かんだ突拍子ないことを、よく考えもせずに実行する・・

    この前の海の微睡みの主人公もそうですが、実行力があるというか、
    短慮というか・・・

    それを気概があるというのでしょうか・・・

    ………

    「うちはいつも首を絞めてな、口を閉じているよ。
    だけど、グソーに行けないんだよ。どうしたらいいかね? 秀光」
    「鼻もつままないとだめだよ、おばあ」
    秀光は笑った。まゆみは神妙な顔をしている。
    「鼻つまんだら、苦しいのに」
    チルーは言った。まゆみは小さく笑った。

    ………

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著者プロフィール

1947年沖縄生まれ。琉球大学法文学部史学科卒。1978年 『ジョージが射殺した猪』で第8回九州芸術祭文学賞受賞。  1980年 『ギンネム屋敷』で第4回すばる文学賞受賞。  1996年 『豚の報い』で第114回芥川賞受賞。

「年 『パラシュート兵のプレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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