ゲノム・ハザード

著者 :
  • 文藝春秋
3.76
  • (6)
  • (15)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163176604

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3.5 西島秀俊主演で映画化された原作。途中からテンポ良く話が進んで最後まで読み切りました。

  • 西島秀俊主演で、
    『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』
    と言うタイトルで映画化。
    映画は、韓国との共同制作という影響もあるのか、
    結構なアクション作品になっていたが、
    原作は、舞台が日本に限られていることと、
    特にアクションが有るわけではない所が違い。
    映画化に際して、設定が大きく変わるのは、
    よくある話だが、この場合は、大きく変わったほうだと思う。
    原作と映画のどちらが面白いかは、好みによる。
    私の場合、先に映画を見てしまっていたので、
    映画のアクションのつもりで原作を読んで、
    アクションのない原作にちょっと残念という気持ちになったが、
    逆に原作を先に読んでいたら、なんでこんなアクション作品に?
    と思ったと思う。

  • 映画化されたということで興味を持って読みました。途中途中でどういうことか分からないまま読み進み、分かったところで急速に理解できたという感じ。読後感は悪くない。面白かったです。

  •  映画館で映画の予告を見て、面白そうだと思って読んでみた。アルツハイマーの研究をしていたら人の記憶を乗っ取るウィルスに感染したという突拍子もない話。人物の描写がいい。能天気なふうな奥さんと何の関係もないのに命をはって助けてくれる女。なぜか親しみのもてる同僚。不思議な主人公。突拍子もないのに終わってみればよくありそうな話で、それも面白い。

  • 自宅で妻の遺体を発見した鳥山敏治。
    抱き起した途端、かかってきた1本の電話。
    「あっ、敏ちゃん?」
    その声は死んだはずの妻だった―――。

    映画化されるということで知り、内容も面白そうだったので読みました。
    実際面白かったです。

    死体となった妻と電話をかけてきた妻の謎。
    鳥山を追い回す、刑事と名乗る謎の2人組の正体。
    ところどころ記憶が抜け落ちているという鳥山の不思議な状態。

    この全てにちゃんと答えが用意されています。

    後半に進むにつれ科学の専門用語が多くなり、難解な部分もありますが、それを使ってうまくピンチを切り抜けるのが面白い。
    彼の頭の中で何が起こっているのか、最後まで読めなかったのも良かったです。

    実際にこんなことが起こりうるかと言われれば、多分ほぼないのだろうけど、偶然が生み出す産物は、予測し得ない、とんでもないものであったりします。
    そこに絡んでくる大きな企業や様々な人の思惑…それらは紛れもなく、この世界に存在します。
    そこにリアリティがあることが、この作品をより面白くしているのではないかと思いました。

  • 【図書館】
    10年前くらい前に読んだ作品。
    今読んでも面白かった。

    作品の紹介
    一年前、誰かが私の人生に魔法をかけた。鳥山敏治。左利きのイラストレーター。二十九歳。ある晩、うちに帰るとリビングに十七本のキャンドルが灯り、妻が死体となって横たわっていた。抱き起こした途端、電話が鳴った。「あっ、敏ちゃん?」妻だ。こんなことはあり得ない!サントリーミステリー大賞読者賞。

  • バイオSF、スピード感ある、好き

  • イラストレーターである主人公は妻の誕生日に帰宅したところ、妻が死んでいた。
    しかし、死んでいるはずの妻から電話がかかってくる。
    そして、刑事と称する二人組みが現れ、銃撃され・・・。
    想像も出来ない出来事に巻き込まれていく。
    主人公にはところどころ記憶が抜け落ちているところがある。
    意外な原因。
    最後は主人公にとっては良かったのか?

  • 交通事故をかわきりに、研究所で突発的に、他人の記憶を植え付けられた男のお話。

  • 息をもつかせない展開

全13件中 1 - 10件を表示

司城志朗の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×