- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163176604
感想・レビュー・書評
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3.5 西島秀俊主演で映画化された原作。途中からテンポ良く話が進んで最後まで読み切りました。
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西島秀俊主演で、
『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』
と言うタイトルで映画化。
映画は、韓国との共同制作という影響もあるのか、
結構なアクション作品になっていたが、
原作は、舞台が日本に限られていることと、
特にアクションが有るわけではない所が違い。
映画化に際して、設定が大きく変わるのは、
よくある話だが、この場合は、大きく変わったほうだと思う。
原作と映画のどちらが面白いかは、好みによる。
私の場合、先に映画を見てしまっていたので、
映画のアクションのつもりで原作を読んで、
アクションのない原作にちょっと残念という気持ちになったが、
逆に原作を先に読んでいたら、なんでこんなアクション作品に?
と思ったと思う。 -
映画化されたということで興味を持って読みました。途中途中でどういうことか分からないまま読み進み、分かったところで急速に理解できたという感じ。読後感は悪くない。面白かったです。
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自宅で妻の遺体を発見した鳥山敏治。
抱き起した途端、かかってきた1本の電話。
「あっ、敏ちゃん?」
その声は死んだはずの妻だった―――。
映画化されるということで知り、内容も面白そうだったので読みました。
実際面白かったです。
死体となった妻と電話をかけてきた妻の謎。
鳥山を追い回す、刑事と名乗る謎の2人組の正体。
ところどころ記憶が抜け落ちているという鳥山の不思議な状態。
この全てにちゃんと答えが用意されています。
後半に進むにつれ科学の専門用語が多くなり、難解な部分もありますが、それを使ってうまくピンチを切り抜けるのが面白い。
彼の頭の中で何が起こっているのか、最後まで読めなかったのも良かったです。
実際にこんなことが起こりうるかと言われれば、多分ほぼないのだろうけど、偶然が生み出す産物は、予測し得ない、とんでもないものであったりします。
そこに絡んでくる大きな企業や様々な人の思惑…それらは紛れもなく、この世界に存在します。
そこにリアリティがあることが、この作品をより面白くしているのではないかと思いました。 -
【図書館】
10年前くらい前に読んだ作品。
今読んでも面白かった。
作品の紹介
一年前、誰かが私の人生に魔法をかけた。鳥山敏治。左利きのイラストレーター。二十九歳。ある晩、うちに帰るとリビングに十七本のキャンドルが灯り、妻が死体となって横たわっていた。抱き起こした途端、電話が鳴った。「あっ、敏ちゃん?」妻だ。こんなことはあり得ない!サントリーミステリー大賞読者賞。 -
バイオSF、スピード感ある、好き
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イラストレーターである主人公は妻の誕生日に帰宅したところ、妻が死んでいた。
しかし、死んでいるはずの妻から電話がかかってくる。
そして、刑事と称する二人組みが現れ、銃撃され・・・。
想像も出来ない出来事に巻き込まれていく。
主人公にはところどころ記憶が抜け落ちているところがある。
意外な原因。
最後は主人公にとっては良かったのか? -
交通事故をかわきりに、研究所で突発的に、他人の記憶を植え付けられた男のお話。
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息をもつかせない展開