求愛

  • 文藝春秋 (1998年5月1日発売)
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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163178202

感想・レビュー・書評

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  • H29.7.17読了

  • 抑えのエースである荒矢はケガで休業を余儀なくされた。
    リハビリに真面目に励むが復帰への心配は消えない。
    そんなときチームの通訳である住田からピアノレッスンの誘いを受けた。
    住田の妻である千香子もまたリハビリ中のピアニストであり
    彼女を勇気付けて欲しいというのである。
    しかし2人は恋に堕ちてしまった。
    お互いに復帰を目指しながらも先のことは見えない関係が続く。
    装丁:大久保明子MARC LE MENE/G.I.P.Tokyo

    行き場のない関係がもどかしくもあり魅力的でもあり。
    最後はやっぱりそうなってしまうか…という感じです。
    昌代も絡んできたらもっと面白いのではないか。
    民子さんが人間できすぎているくらいいい人。

  • 2009/12/28 安易な結末。文章は安定している。

  • めったに読まない恋愛小説。
    内容は…忘れてしまった。

  • 2007.7.16

  • 設定が野球選手とピアニストだったため、自分の中では少しリアリティーに欠いた。しかしラストの盛り上がりは映画を見ているようで、スクリーンの前に座っているような錯覚にとらわれた。恋愛小説はこうでなくちゃという、王道中の王道という感じがしました。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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