• 文藝春秋 (1998年7月1日発売)
3.23
  • (2)
  • (1)
  • (9)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (536ページ) / ISBN・EAN: 9784163178707

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フリーマーケットの売れ残りで頂いた物を一年ぶりに手にしてみました。読み始めて数日で完読。金融関係さっぱりの私も最後まで引き込まれてしまいました。舞台がニューヨークと言うもの魅力でした。

  • 有吉州波 トップセールスマンで、エグゼクティブ。
    日本の銀行がどうあらねばならないかを、
    身をもって告発する。
    父親が、責任をとって、自殺する。
    そして、明石哲彦も自殺に偽装された。
    芹沢裕也という、哲彦の幼友達で、友人が、
    その事実を暴こうとする。

    銀行をつぶすというとてつもない計画を立てながら、
    大蔵省さえも、巻き込んでいく。

    その構想力といい、キーワードをとくといい、
    人間というモノを見つめる姿といい。

    哲彦が、「甘えることができる。」
    「一人で、決断できない」ということをすべて、
    読み通しながらも、その姿を追い続ける。

    ここの中から、何かが生まれるような気がした。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞。主な著書は『日銀券』『あきんど 絹屋半兵衛』『バイアウト 企業買収』『ランウェイ』『スケープゴート』『この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡』『大暴落 ガラ』『ナナフシ』『天稟(てんぴん)』のほか、『マネー・ハッキング』『Hello, CEO.』『あなたの余命教えます ビッグデータの罠』など、時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。

「2022年 『人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幸田真音の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×