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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163178905
感想・レビュー・書評
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面白かった
後半の疾走感もなかなか良かったし登場人物もそれぞれ信念があり良かったな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
潜入シリーズとまったく同じ設定
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相馬春彦は環境庁の外郭団体であるCEC研に警視庁捜査四課から出向している刑事。その相馬に山形県の山間村である戸峰町の蛇姫沼の環境調査が命じられた。調査の内容は明らかにされず、上司の田川良弘はただ「調査した事実だけが必要なのだ」と言う。調査の相棒は陸上自衛隊二佐の斎木明。現地では、姫蛇沼に近づく者には不幸が訪れると、オカルトまがいの噂があり、実際に沼に近づいた山菜採りの老人や新聞記者、テレビ局スタッフなどが死亡していた。こうした経緯に興味を持つ新聞記者の設楽祐太も加わり、姫蛇沼の謎解きが始まる。沼の周辺に暮らす白人男性がつぶやいた「レッドマーキュリー(赤い水銀)」とは何か。首相や与党幹事長、米国をも巻き込んだスキャンダルが浮かび上がってくる。
今野敏は、こういった作品も書いていたのか、という感想。現在のハンチョウシリーズなどと比較すると、文章が若く固い。ミステリーとしては、筋立てがかなり単純だが(今野は今でもそうだが)、わりと面白かった。 -
面白かったです。敵方の人間も味があった。
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読了。今の時期には現実味があり過ぎる・・・
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テンポも良いし、キャラも良い。後味もスッキリしていて、さらっと気軽にハードボイルドを楽しむには良い感じ。都合良すぎる展開も、深読みせずにエンターテインメントと割り切れば、まぁ許せるかな。とは言いつつ、実名で出てくる某元大統領の設定にはどうしても違和感。同じ名前の架空の人物であると思い込むことにする。
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刑事、自衛隊のはみ出し者(実は優秀さ故に変わり者故に)が出向先の機関で国際的陰謀を暴いた。小説がかかれた時代の現役大統領が実名で、「いいひと」で登場してたのは・・・・どーなんだろうとかは思ったけど。まあ、小説なんで。
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