燃える地の果てに

  • 文藝春秋 (1998年8月1日発売)
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感想 : 9
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  • 本 ・本 (728ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163179001

感想・レビュー・書評

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  • 小さな村で起こったアメリカ軍の飛行機衝突事故。その時に核爆弾(不発)が4つ村に落ちた。いろんな情報が飛び交い村人達は翻弄されていく。

    現在1996年の世界と爆弾が落ちた年1966年の世界の交互に描かれそれがさらに謎を深めていく…。
    スパイミラマルは誰なのか!?核爆弾・核爆弾起爆用の電子錠のキーは回収されるのか!?ホセリートのギターは仕上がるのか!?妖しげなジョゼフィンの正体は!?ディエゴのその後は!?
    そんな事を考えながら読んでいくあっという間に読み終わっていた。面白かった。

  • 初めて読む作家さん。実際の厚みと話の重みと両方がある小説でした。サクサクと読める内容ではありませんでしたが、物語は十分楽しめました。

  • そっか、こう来るか・・もっと長くても全然OKな内容じゃないでしょうか。。この事件知りませんでしたが、震災の前なのですね。。人の反応、対応がリアルに感じました。まだ最近フェンスで囲ったり対応しているのですね。。。。

  • 長いね…
    知らなかったけど、実際にあったのね。スペインと新宿が上手い具合に繋がるって、少し無理があるでしょ。へ〜あの人がスパイだったのか!って所だけワクワクした。

  • 事故で失った原爆を秘密保持のために回収しようとするアメリカと、秘密を盗もうとするソ連、そしてはからずも巻き込まれてしまった日本人ギタリストとスペインの小さな村の人々という設定。

    主人公の日本人ギタリストが結構好感持てるのでのめり込めるが、原爆という題材がちと心が痛くなる。

  • フラメンコギターに ものすごく興味がわきました。

  • 驚きのラスト!

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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