池袋ウエストゲートパーク

  • 文藝春秋 (1998年9月28日発売)
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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784163179902

感想・レビュー・書評

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  • 池袋の果物屋の息子真島誠が池袋のトラブルシューターとして難事件を解決していく人気シリーズ池袋ウエストゲートパークシリーズの一作目

    Netflixでドラマを観れるようになったことやし、久々に(20年ぶりくらい?)に読んでみたけども面白い!!懐かしさもあるけどもこんなに面白かったっけ?ってくらいワクワクするしドキドキもするし面白い!!マコト最高!!って気持ちを久々に思い出したわ〜これはドラマ版も久々に観なあかんな〜

    若者の世界の闇を1話完結の短編で描いていてすごく読みやすいしドラマでもそうやけど一人一人のキャラクターがたちまくってて楽しんで読んでいける!!

  •  前から読みたいと思っていて、なかなか手を出さずにいた。完結しているならまだしも、シリーズが続いている本は手を出しにくい。しかも、先日14巻が出たばかり。
     でも、読みたい欲求が勝ち、読み始めてみた。思えば、長瀬が主演のこのドラマを毎回楽しみに観ていたなあ。私にとっては長瀬演じるマコトよりも、窪塚洋介演じるキングが断然カッコ良かった。

    さて、現在も続いている池袋ウエストゲートパークの記念すべき第1作目となる今作。主人公のマコトの目線で物語が語られる。
    マコトの頭の中の言葉がそのまま文章になっていて、その文体はかなりクール。20年経った今も古臭くないし、違和感もそれほど感じない。
    物語は4章からなり、4つの事件が起こる。全て、マコトの生活する池袋で起こり、マコトの活躍で事件を解決していく内容だ。警察やヤクザではも解決できない問題をマコトならではの解決法を模索していく。ただ、自分たちの池袋を守りたい一心で。脇役も個性豊かな面々。何か一生懸命にやるのはいいなあなんて思ってしまうと同時に、あの年代に戻りたいとも。読んでいて熱くもなるが、ノスタルジックな気持ちにさせられる。

     テレビを観ていた当時は気づかなかったが、結構豪華なキャスティング。改めて観ても面白いかも。

  • これが伝説のIWGPなのかーと思いながら、ドラマも全く観たこともなかったので、感慨深く読み進めた。不良なのだろうが、トラブルフィクサーとして平和を守るために戦う姿は好感が持たれた。

  • 非常にドライな印象。
    冷めた情熱。

    でも、カッコイイ。

    嫌いではない。
    ただ、ヤンキーも不良も経験していないので、感情移入は出来ない。

    私が元ヤンなら、星5つ。の筈。

  • 時代を感じる作品だと思いました。不良らの縄張り争いやそこから生まれる友情だったりとか。携帯がPHSと呼ばれていたり。著者のデビュー作であり代表作、楽しませてもらいました。

  • ドラマは見てない。
    池袋の公園を主としたエリアを主人公の目線と言葉で描いた青春物語。青春というには一般的な現実とは離れすぎている暴力的なものだけど。
    四部構成になっていて最後の物語に向かって回収されていくもの。
    ドラマ、見てみようと思います。

  • 時代を感じる。若者の抗争だけの話だと思って読んでいなかったのだが、推理要素があっておもしろかった。

  • 読んでいてピンとこない。
    短編集でそれなりに話も分かりやすく、展開も王道的なのだが。

    物語が軽めに感じられる

  • 題名やテレビドラマ化されていたことは知っていたけど、これまでには読む機会がなく手に取ることはなかった1冊。
    1998年に書かれた本と知り、読み出す前は いまさらかなぁ... なんて思ってましたが、読み始めると 主人公マコトが話すように進む物語の展開は、大変読みやすく一気読みでした。
    どことなくゾンビーズにも似た感じでしたが、作品に古さを感じることなく、仲間や生まれ育った街を大切をするマコトは素敵でした。

  • 今さらだけど読んでみた。
    当時のやんちゃな10代の世界観が楽しめた。
    男の子たちのキャラがたってて面白い。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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