夏のロケット

  • 文藝春秋 (1998年10月1日発売)
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本 ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784163180205

感想・レビュー・書評

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  • 合言葉は「火星へ!」スーツを脱ぎ捨てぼくらは再び宇宙を目指す。
    個性的な仲間達、ロケットへの情熱、宇宙への憧れ。一風変わった青春小説です。
    ロケットの燃料やら素材やら専門的な部分が多く、難しくて読むのに時間がかかりました。
    登場人物達はもちろんのこと、作者の宇宙やロケットに対する情熱も感じられた。

  • 20年近く前に書かれた作品。ちょうど彼らの壮大な夢が描かれるまであと5年。彼らの夢が叶うと良いなと思う。
    ロケットとミサイル。技術の使い道。

  • ロケットに詳しいわけではないので、細かいところはわからないけれど、何かに熱中できるって羨ましい。
    周りが見えなくなるほど集中できることがひとつでもあればラッキーだなぁ。

  • サントリーミステリー大賞優秀作品賞(1998/15回)

  • 話の進み具合がご都合主義的な感じも受けたが、補って余りあるストーリーの面白さがあると感じた。ロケットの知識も豊富に書かれていて、その点の満足度も高い。そういう知識欲?みたいなものを満足させる本はいいよな。

  • 資料番号 : 010369429
    請求記号 : Fカワバ

  • 5、6年前に読んだときはいい大人が・・・って、思ったけど30代に突入した今もう一度読んでみたい。うん読み返そう。

  • ロケットの技術的なところが難解だった。
    でも読みながらなんだかワクワクしてきた。

  • 割りと分厚い本ですが、ラストが知りたくてドキドキしながら半日で読んでしまいました。
    宇宙、ロケット、そんなものが好きな人にお勧めの大人たちが主人公の夢溢れる物語です。
    私は超文系ですが、ストーリー以外の技術的?な部分も楽しめました。それくらい、分かりやすく書かれています。
    この本は購入しようと思います。それから、他の川端さんの著者も読んでみたくなりました!

  • 高校生の時、ロケット作りに夢中になっていた5人。大人になって、それぞれ別の道を歩いていたが、自作のロケットを飛ばすために集まった。

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著者プロフィール

川端 裕人(かわばた・ひろと):1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。『ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って』(岩波書店)、『10代の本棚――こんな本に出会いたい』(共著、岩波ジュニア新書)、『我々はなぜ我々だけなのか――アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス、科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞)、『動物園から未来を変える――ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン』(共著、亜紀書房)、『科学の最前線を切りひらく!』(筑摩書房)、小説に『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会、新田次郎文学賞受賞)、『川の名前』(ハヤカワ文庫)、『エピデミック』『銀河のワールドカップ』(集英社文庫)など多数。

「2025年 『新版 「色のふしぎ」と不思議な社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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