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本 ・本 (648ページ) / ISBN・EAN: 9784163180304
感想・レビュー・書評
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佐幕といえば、会津藩。その源流にいた保科正之を、これまでほとんど知らずにいた。歴史が会津藩を賊軍とし、歴史の影に落としてしまったから。人が安らかに暮らせるよう心をくだいた為政者の人生には、多くの悲しみや苦しみがあったようだが、よき導き手もいて、素晴らしい仕事は、一人の人間が為すものではないことを感じる。
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2014.09.30
冲方丁さんの光圀伝を読んで興味を持った
保科正之。
父秀忠に認めららなくてもグレることなく、
また義兄家光に重用されても奢ることなく
ひたすら德川家と民のために尽くした人。
またヨーロッパでさえまだ福祉制度の無かった時代に、医療福祉や年金制度を導入した名君でもあった。
にもかかわらず、会津藩の藩祖だということで
明治以降ほとんど評価されることなく現在に至っている。
もうそろそろ再評価されてもいい頃じゃないかなぁ -
保科ものはこれ。
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フォトリーディングで知り合った友人に教えていただいた本です。久しぶりの歴史小説だったのですが、保科正之という人がいたことすら知らなかったので、いろんな意味で勉強になりました。
著者プロフィール
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