幽霊暗殺者

  • 文藝春秋 (1999年2月22日発売)
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163183602

感想・レビュー・書評

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  • 「星をつかまえろ」
    闘争の末に選んだ。
    整形だけでなく性別まで変えてしまっていたら、どれだけ近くにいようと気付くことが出来ないのも仕方ないな。
    しっかり仕事もしていたとなると、誰かから身分を奪ったか貰ったのだろうな。

    「爽やかな追跡」
    絶対に聞きにくる。
    これだけ用意周到に子供が指揮をとっていても、案外簡単に大人は騙されて思い通りの動きをしてしまうかもな。
    どれだけ後悔しても、一度犯した罪は簡単に消し去ることは出来ないからな。

    「幽霊暗殺者」
    子分になりたくて。
    あれだけ緻密に計画を練っていたにも関わらず肝心なところが抜けていたら、バレるまで時間の問題だったろう。
    身の丈に合わないような事をしようとするから、後に後悔する結果になるのだろう。

    「裸で始まる物語」
    一枚の美術品から。
    過剰に反応する理由が分かりスッキリしたが、自己紹介の様な言いがかりに巻き込まれた人達は苦労しただろう。
    一つの美術品として完成したものは、どんな物であれど作品として語るべきなんだろうな。

  • 全体的におもしろくないし、それぞれの話も覚えてられないくらい印象薄い。
    てか、『幽霊シリーズ』にこじつけるために、各話のタイトルを改題するくらいなら、最初から全部『幽霊』付けたらいいんじゃないかと思うけど。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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