hito-kotoさんの感想
2021年10月10日
<病葉に蜘蛛の網揺れし真昼かな><梅雨寒の旅路はるばる母来ませり> 文藝春秋編「藤沢周平句集」、1999.3発行。随筆も九編収録されています。その中の「一茶とその妻たち」では: 一茶は52歳にして初めて28歳の菊と結婚し、楽しい10年を(妻と4人の子は病没)。62歳で再婚した雪とはわずか2ヶ月で破綻。64歳で3人目の妻やを、32歳の越後女とは、あたたかな晩年を過ごしたようです。
sonnetさんの感想
2014年2月7日
http://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/a6a50c868995deb07949ac28b8899650
1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。