だましゑ歌麿

  • 文藝春秋 (1999年4月21日発売)
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本 ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784163184807

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは歌麿ですが、主役ではありませんでした。でも物語にがっちり歌麿はかかわっています。「春朗」時代の北斎も登場します。主人公は同心ですが、ミステリーとして読むのも面白いですし、この時代の画家が登場する時代小説として読むのも面白いという一挙両得な小説です。

  • 歌麿の恋女房が惨殺された。
    下手人を追う同心・仙波の目前で続発する殺しや押し込み。
    歌麿の不可解な行動もさらなる謎を呼ぶ。
    果たして事件の黒幕は誰なのか?
    歌麿・北斎がらみの物語シリーズ第一弾。。。
    面白すぎます。。。。

  • 面白かった

  • 「春朗合わせ鏡」「おこう紅絵暦」の順に読んで「だましゑ歌麿」・・完全に逆だったようで(^^;
    春朗とおこうは連作短編でしたが、「だましゑ」は江戸事件物の長編になります。松平定信や鬼平も出ますが、連作を読んでる身としては、主人公同心とおこうの出会い、恋愛模様が興味の焦点。エピソードが少ない・・身分違いの難しい恋の筈なのに、あっさりまとまるんだものな〜(>_<)
    連作集と登場人物の性格付けが微妙に違っている気がします。それでも、好感を持てるメンバーに再会、馴れ初めを知る事が出来た安心感。やっぱり、シリーズは順番に読んだ方がいいですね(笑)

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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