- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163186108
作品紹介・あらすじ
名作「時をかける少女」から35年-著者、会心の少年少女小説(ジュブナイル)。刑務所からお祖父さんがやってきた!中学生の孫娘と侠気溢れる男が繰り広げる大活劇。満を持して放つ待望の最新作。
感想・レビュー・書評
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主人公・珠子の学校生活とかその他そこかしらに昭和感の漂う小説。
刑務所から出所したというおじいちゃんは、珠子のためにみんなのために動いてくれる。
敵役である“地上げ屋”の人たちも悪いことはしているけれども義侠心?ともいうべきところはもっていて、そこまで悪い人たちでもない。そこらへんも含めてザ・昭和だった。
色々な事件、出来事が立て続けに起こった。読んでいて飽きない。最後は、怒涛の終わりかたすぎて衝撃だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ムショ帰りの祖父と中学生の孫娘が織りなすジュブナイル(少年少女小説)
ゴダケンこと祖父・五代謙三は、昔気質で、侠気溢れる人物。
その筋の通った言動で、孫娘・珠子のいじめを解決したり、校内暴力に明け暮れていた不良を手なずけたり、ヤクザとも対決してしまう。
そんな人柄が好きになってしまう小説でした。 -
ドライな書き方 と感じる。
登場人物の感情描写はすくなく、事実をつづり、むしろ涙腺にくるって、なぜ。
キャラクターが立っているから?ストーリーの力?
いずれにせよ、こんなふうに生きて死にたい。
書かれているのは人間への憧れなのかもしれない。 -
図書館/刑務所帰りのグランパ(おじいちゃん)と孫娘の話。最後の最後にバタバタっと展開して終わってしまったので…呆気にとられてしまいました。拍子抜け…。ただ、それすらも筒井氏の采配なのかと疑ってしまうくらいには面白かった。実際にこんなグランパ居たらとんでもないことなのに(笑)、そう感じさせない。自然に珠子の中に謙三の血が流れているのがわかるのが良いです。かわいくて、強いな。
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感想記録なし
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特別な内容じゃないのに面白いのが筒井康隆
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かっこいいおじいちゃんの話
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はじめて筒井康隆作品を読んだ。
テンポの良い展開は読みやすい。
他の作品も読んでみたい。 -
ゴダケンさん!あなたにお目にかかりたい。