本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784163186603
感想・レビュー・書評
-
同じ作家のコルター・ショウシリーズが
面白かったため、他シリーズものを読みたいと
探していたところ、
リンカーン・ライムシリーズも面白いとネットで
書かれていたため、図書館で借りてきました!
1999年の作品。
安楽椅子探偵というか、
四肢麻痺の元警官は斬新な設定だなぁ
四肢麻痺の元ニューヨーク市警の科学捜査部のリンカーン・ライムは安楽死したいという願望も持ち、
人とあまり関わらない日々を過ごしていた。
そんな中、ある殺人事件が起きでライムは協力するが…
序盤読みづらいかなと思いつつ事件が次々と動きを見せるととても引き込まれる作品。
科学的観点や現場証拠の1つ、1つから少しずつ
犯人像が見えてくるところがワクワクした!
ライムやライムの専属介護士のトム、女性捜査官のサックスなどキャラクターも生き生きとしている。
特にライムとサックスの関係性は、進展していくところが、焦ったくて次回作も気になるな。
作品は、後半からアクセルがかかったように
急展開を迎えるところが見どころ。
また、ライムを焦らせるほどの知能を持つ犯人
<ボーン・コレクター>の個性も良かった。
骨に固執する犯人の姿が読んでいてゾワゾワした。
「骨は嘘をつかない。骨は不朽である。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
犯人わかった!!!と思ったら完全に作者の掌の上で転がされていた!笑
リンカーンライムシリーズはボーンコレクターからスタートして、次に『...犯人わかった!!!と思ったら完全に作者の掌の上で転がされていた!笑
リンカーンライムシリーズはボーンコレクターからスタートして、次に『ウォッチメイカー』を読んだらいいと薦められて、その通りにしたけど、この流れはめっちゃオススメ!!!絶対に後悔しないよ!2020/01/27 -
2020/01/27
-
-
なっているのか知らないが、いかにもハリウッド映画を彷彿させる仕上がり。自殺願望のある主人公という、新しい設定。もしかして、既に観たことあるかもと思いながら読み進めたが、恐らくなかったようだ。
-
「ボーン・コレクター」(ジェフリー・ディーヴァー : 池田真紀子 訳)を読んだ。
十年ぶり三回目かな。
とにかくよくできたサスペンス小説だと思う。
シリーズを読破しようと思いつつ途中で(というか二作目までで)頓挫している。
とりあえず一作目から改めて読み直すことにした。 -
アームチェア・ディテクティブどころか,四肢麻痺の元警官が推理するサスペンス。女性警官も一癖もふた癖もある感じ。ストーリーテリングも素晴らしく,長さを感じさせない出来。シリーズ物らしいので,また,次の作品を読みたくなった。
-
いやぁ、期待通り!
J・ディーヴァーの作品は、「静寂の叫び」でファンになり、今回がディーヴァー作品を読むのは2作目。リンカーン・ライム シリーズの第1作である。このシリーズは第1作から順に読むのが良いらしく、さっそく図書館で借りてきたんだが・・・。
面白い!
登場人物が実に魅力的に描かれている。主人公のリンカーン・ライムは、事故のために左手の薬指と首から上以外は完全に麻痺してる元ニューヨーク市警の科学捜査本部長。四肢麻痺の正真正銘の安楽椅子探偵だが、脇を固める人物も非常に魅力的だ。
長い小説だと、往々にして無駄な描写であったり、無駄な人物が出てきてくだらない描写が続く物もあるが(例えば、雫井脩介の「犯人に告ぐ」等)、本書は無駄な物が剃り落とされてる。それでいて、各登場人物を魅力的に描いてるので、非常に読みやすい、
本書を読む前に、数少ない事前の知識として、作者ディーヴァーはドンデン返し職人である、と言うものしかなかったのだが・・・。
どんなドンデン返しが待ってるんだろう!?
と、ワクワクしながらページを進め・・・、
いやぁ、見事に、驚かされた。
ドンデン返しが有ると分かってても、期待以上に驚かせてくれる。
しかも、登場人物も魅力的。
展開が速く海外ドラマ(「24」のような)を観てるような疾走感。
堂々の☆5個。
著者プロフィール
ジェフリー・ディーヴァーの作品





