ボーン・コレクター

制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1016
レビュー : 164
  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163186603

作品紹介・あらすじ

骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター。すぐには殺さない。受けてたつは元刑事ライム、四肢麻痺-首から下は左手の薬指一本しかうごかない。だが、彼の研ぎ澄まされた洞察力がハヤブサのごとく、ニューヨークの街へはばたき、ボーン・コレクターを追いつめる。今世紀最高の"鳥肌本"ついに登場!ユニヴァーサル映画化!「リンカーン・ライム」シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 映画は観ていたものの、原作を読んでいなかったので、改めて読んでみました(これ以降のシリーズは、ぽつぽつ読んでいる)。

    映画の印象が強かったので、どうしてもデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーで脳内再生されてしまうものの(デンゼルの四肢麻痺の演技も素晴らしかったせいで)、やっぱり原作っておもしろい!

    意外と後半は殺されずに助けられているので、ほっとはするんだけれど、タクシーって怖いと思ってしまいました。恐怖。

  • いやぁ、期待通り!
    J・ディーヴァーの作品は、「静寂の叫び」でファンになり、今回がディーヴァー作品を読むのは2作目。リンカーン・ライム シリーズの第1作である。このシリーズは第1作から順に読むのが良いらしく、さっそく図書館で借りてきたんだが・・・。
    面白い!
    登場人物が実に魅力的に描かれている。主人公のリンカーン・ライムは、事故のために左手の薬指と首から上以外は完全に麻痺してる元ニューヨーク市警の科学捜査本部長。四肢麻痺の正真正銘の安楽椅子探偵だが、脇を固める人物も非常に魅力的だ。

    長い小説だと、往々にして無駄な描写であったり、無駄な人物が出てきてくだらない描写が続く物もあるが(例えば、雫井脩介の「犯人に告ぐ」等)、本書は無駄な物が剃り落とされてる。それでいて、各登場人物を魅力的に描いてるので、非常に読みやすい、

    本書を読む前に、数少ない事前の知識として、作者ディーヴァーはドンデン返し職人である、と言うものしかなかったのだが・・・。

    どんなドンデン返しが待ってるんだろう!?
    と、ワクワクしながらページを進め・・・、
    いやぁ、見事に、驚かされた。

    ドンデン返しが有ると分かってても、期待以上に驚かせてくれる。
    しかも、登場人物も魅力的。
    展開が速く海外ドラマ(「24」のような)を観てるような疾走感。

    堂々の☆5個。

  • ジャック・カーリイの小説の紹介に「ディーヴァーばりの・・」と書いてあって、本家本元のそのディーヴァーはどんなもんなのだろうと思い、一番有名そうなのを読んでみた。
    シリアルキラーものにそろそろ飽きが来ていたにもかかわらず、思わず一気読み。面白かった。
    ミステリーは謎解きが主体であるけれど、やはり人間ドラマの厚みに引き込まれた。
    登場人物それぞれの心理描写が詳しく、感情移入しやすい。
    鑑識の蘊蓄もたっぷり。
    リンカーン・ライムとサックスのその後も大いに気になるので、シリーズで読んでしまいそう。

  • 海外鑑識ドラマが大好きなのでその乗りで読めると思っていたら大間違いでした。文字にするとこれほど残酷とは。恐ろしい描写に震え上がった。被害者の苦痛や恐怖が伝わってきて「お願い!早く助けてあげて!」と心で叫んでいた。考えさせられたのは人の尊厳。生きることは喜びにもなれば地獄の苦しみにもなる。自らの命を絶ちたいと切に願うライムが被害者を救っていくこのストーリーはとても深い。復讐のために殺したり生かしたり、生きたいと願う目的が殺人であったり、人の「生」とはなんなんだ。シリーズ読破したい。介護士のトムがお気に入り。

  • まあまあ面白かったです。
    犯人が急にみつかり最後はドタバタだったり
    しましたが・・・。

    また違う作品にも手を出したい。ww

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター。すぐには殺さない。受けてたつは元刑事ライム、四肢麻痺―首から下は左手の薬指一本しかうごかない。だが、彼の研ぎ澄まされた洞察力がハヤブサのごとく、ニューヨークの街へはばたき、ボーン・コレクターを追いつめる。今世紀最高の“鳥肌本”ついに登場!ユニヴァーサル映画化!「リンカーン・ライム」シリーズ第一弾。

    かなりの衝撃。日本の推理小説とは違う描写、過激なというか本物を想像させる描写に戦慄を覚える。

  • なるほど評判通りの傑作でした。オチの捻りはリアリティはないかも知れないけど話としては抜群に面白く綺麗に纏って良かった。届きそうで届かない犯人探しは、捻りはあるものの構成も構図もこれ以上はないほどシンプルで著者の手腕が素晴らし過ぎる。ミステリー小説のミニマリズムといえるかも・・・・しかも映像的!!非常に楽しい本だった。

  • 詰まらないわけじゃないんだけど、どうしても納得が出来ない。そもそもライムが殺される理由が曖昧に感じられる。確かに伏線は張られているけど、連続殺人を犯す必要性が全く無いように思えてならない。詭弁を並べられてもそうですね。としか言いようがない。

    本作は、ライムが入手した証拠を元に犯人を追い詰めていく、アームチェアディテクティブの形式が取られている。証拠から犯人を追い詰めていく手法は非常に面白い。

    だが、それも同じパターンが何回も繰り返されると飽きてくる。つか、疲れてくる。時間を刻むことで緊迫感を出していることは理解できるが、だからと言って、これが数日間で発生したことってのはかなり無理があるとしか言いようがない。

    こんなに簡単に刑事事件が解決されていくのならば、誰も苦しまないだろう。そのような意味では、フィクション性が強く、どこかで俯瞰してみてしまう。

    ラストも、その終わり方は微妙だよねとしか思えない。
    悪くは無いと思いつつも、どうしても犯人の心情が理解できない。おかしいものはおかしいとしか思えないし、納得できないものは納得できない。それだけなのだ。

  • シリーズものは、1作目から読むべし
    初期設定が紙数を割いて語られる

    美しさが生きることを楽にしてくれるとは限らない

  • リンカーン・ライムシリーズ1作目。
    再読です。

    死を望む男、リンカーン・ライム。
    全てを手に入れた彼は事故による脊椎損傷により
    ベッドで寝たきりの生活を送っていた。
    最後の時間を迎えようとする中、かつての同僚が持ち込んだ事件が
    彼をあるべき場所に引き戻す。
    嫌々、手伝わされる美貌の警官アメリア・サックス。
    こうして、二人は出会うのだった。

    まさしく安楽椅子探偵。
    そして、ハラハラドキドキの展開。
    まだシリーズ1作目なので、ジェットコースタ感は微量。
    それでもやはり面白い!

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