遊動亭円木

  • 文藝春秋 (1999年10月14日発売)
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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163187303

感想・レビュー・書評

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  • 盲目の落語家を主人公にした連作短編。
    妹夫婦、マンションの住人、ひいき筋のだんな等々が出てくる。
    「つるつる」「心眼」「酢豆腐」「明烏」などが作中に。
    人の生き死に、エロ、江戸言葉、あと金魚とか

  • 不思議な読後感。
    ひと癖ある登場人物たちが、
    現実と幻想の合間を
    たゆたう感じがいい。

    日本語も美しい。

  • ANAの機内誌で吉田修一が紹介していたので手に取りました。全体的に暗いですがいい味わいの作品でした。主人公の師匠は談志ですかね。

  • 10/9 読了。

  • 現実とそうでないところの境界線が揺らぐような。艶っぽい。

  • 語り口に酔った。

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著者プロフィール

辻原登
一九四五年(昭和二〇)和歌山県生まれ。九〇年『村の名前』で第一〇三回芥川賞受賞。九九年『翔べ麒麟』で第五〇回読売文学賞、二〇〇〇年『遊動亭円木』で第三六回谷崎潤一郎賞、〇五年『枯葉の中の青い炎』で第三一回川端康成文学賞、〇六年『花はさくら木』で第三三回大佛次郎賞を受賞。その他の作品に『円朝芝居噺 夫婦幽霊』『闇の奥』『冬の旅』『籠の鸚鵡』『不意撃ち』などがある。

「2023年 『卍どもえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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