長崎ぶらぶら節

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 162
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163188201

感想・レビュー・書評

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  • これも友達に薦められて読んだ本。
    長崎の古い歌を集めて記録するという仕事は意味のあることだと思うが、この本の(たぶん)テーマ、男女の間の無償の愛というのにはちょっと「?」。
    映画にもなったけど、ヒロイン役の吉永小百合は原作とかなりイメージが違うと思う。
    原作はかなり不細工の設定だから。
    後でTVドラマになった時の市原悦子の方が原作に近い感じがしたなぁ。

  • 2005/6/1:長崎雑学研究者(?)と歌で勝負の芸妓の話。恋愛小説っていうよりは、うーん、主人公の生き様……? 恋愛メインでは無いな。隠れキリシタンの歌を求めてやって来たしがない研究者(妻子持ち)と、そんな彼の研究の助手をするうちに惹かれていく芸妓。泣いたり笑ったりしながら生きがいを見つけて、何かを残して死んでいく事は、決して悪い生き方ではないと思うのです。

著者プロフィール

1938年旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『赤い月』『天皇と日本国憲法』『がんに生きる』『夜の歌』『わが人生に悔いなし』等。

「2020年 『作詩の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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