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本 ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784163190006
感想・レビュー・書評
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図書館で借りてきた本。一般論でいう所の『恋愛感情』が無い?夫婦(愛情はある)ってスタイルがすごい新鮮だった。以前から、恋愛対象である人と、一生一緒に暮らしたい人が何故一緒じゃないといけないのか(=なぜ結婚相手が恋愛対象でないといけないのか)と考えることがあったので、その答えの一例を覗き見られた感じがして、嬉しかった。
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性愛のない夫婦が婚外恋愛を認め合っているという設定が斬新。奈子はお嬢様で無鉄砲で男を落とすことに快感を覚えているが、落ち目俳優の周造と出会うことでおざなりにしていた性の悦びに目覚めていく。それを支える主人公の保護者のような無償ともいえる愛が奈子の奔放な生き方に拍車をかけているように思う。
奈子のような生き方は不安定で刺激的で、既婚者にとって嫌悪と羨望が混ざり合うような心地になる。
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著者プロフィール
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