蔭の棲みか

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 65
感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163190204

作品紹介・あらすじ

迷路のような在日の集落に棲むソバン老。ある新聞記事が彼の過去を蘇らせ、集落に事件を呼んだ。芥川賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 重い作品でした。特に表題作の「蔭の棲みか」と「舞台役者の孤独」は在日外国人の日々の陰りを色濃く表現しています。純日本人にとっては共感度の低い作品で理解しながら読むというのは難しかったですが、体験しえない日常の隅の世界を見せられた気持ちになりました。
    「おっぱい」が一番好きです。盲目の少女の乳房が大きいというだけで主人公の心持ちがくるっと変わってしまうのがとても面白かったです。

  • タイトルがまさに表している内容。在日韓国人や中国人…荒々しい彼らの暮らしや言葉に圧倒され重々しかった。読んでいて考えさせられる部分が多かった。上級者向けとのレビューを見て、確かになあと感じた。2015.08.14読了

  • 在日朝鮮人を題材にした短編3本。私小説に近いものなのか、全くのフィクションなのか。在日朝鮮人と日常接することの無い私には境界があいまいで、覗いてはいけないものを見たような、しかし知らなければいけない義務があるようにも感じる。軽く読み進めることができるが、読み応えは重い。

  • 2000年「蔭の棲みか」で第122回芥川賞受賞。

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    第122回芥川賞  平成11年/1999年下半期
     (平成12年/2000年1月14日決定発表/『文藝春秋』平成12年/2000年3月号選評掲載)

    受賞
    玄月 「蔭の棲みか」
    藤野千夜 「夏の約束」

    候補
    吉田修一 「突風」
    宮沢章夫 「サーチエンジン・システムクラッシュ」
    濱田順子 「Tiny,tiny」
    赤坂真理 「ミューズ」
    楠見朋彦 「零歳の詩人」

  • コテコテだけど、この作風もありかな、という気はする。

  • 上級者向け

  • 殺人衝動のような暴力さと休戦協定のような静けさを合わせた作品。

  • 第122回 芥川賞 初版

  • どこをどう評価すればいいのか分からない。
    ありきたりの主題に辟易。
    数頁で読む気が失せた。

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