エンガッツィオ司令塔

  • 文藝春秋 (2000年3月7日発売)
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感想 : 9
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163190600

感想・レビュー・書評

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  • 初期短編集と似ているようで、何かが決定的に変わっている。無名作家の無茶と有名作家のそれでは、意味が違ってくるということかもしれない。

  • どたばた、やや過激さが増してるだけで気に入らなかった。似たような作品がならんでいただけで。良い印象がない。

  • 久々の筒井でした。エログロナンセンスが心地よい。純粋な筒井康隆の小説だった。すばらしい。だれだ、文字狩りする野郎は!

  • 09/03/15
    「乖離」・・・知性あふれる容姿でありながら悪声。ただし、話の内容は本音丸出し。反論を恐れて誰も戦えない。いいアイディア。
    「エンガツィオ司令塔」・・・便系悪趣味丸出しで筒井らしい。

  • GUROI

  • 確実に食欲を無くすタイトル作。
    現実に有りそうな世界、キョーレツ!

  • ダダダダーン!て感じ。
    全体的に勢いあり。
    エンガッツィオ司令塔は食欲減退効果あり。
    断筆宣言のインタヴュー。

  • エンガッツィオ司令塔/乖離/猫が来るものか/魔境山水/夢/越天楽/東天紅/ご存知七福神/俄・納涼御攝勧進帳/首長ティンブクの尊厳/(附・断筆解禁宣言)

  • 2冊と言われたらこれ。文章のテンポは真似できない。

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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