信康謀反

  • 文藝春秋 (2000年5月17日発売)
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  • 本 ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163192208

感想・レビュー・書評

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  • 信康が生まれて処罰されるまで。
    様々な歴史的な背景を交えて語っている。
    小説の形を取りながら、作者から歴史の授業を受けているカンジ。日本史好きならば楽しめると思う。

  • 徳川家康の嫡男であり、切腹して果てた松平信康の謀反事件について書いた本です。

    主人公は松平信康ではなくて、信康の母であり、家康の正妻である築山御前(瀬名姫)です。

    この本では、「信康謀反」の真相は母である築山御前にあるとして、義父である今川義元が討たれたことや、その敵である織田信長と同盟を結んで独立した夫である家康に対する憤りなどが、描かれています。

    著者が家康好きの人なのか、家康は律儀、武田信玄は極悪、今川氏真は脆弱でおろか、織田信長は残虐として、周りが悪党だらけの中、勢力を伸ばしていった、というのが印象的でした。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-551c.html

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