- 本 ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163193007
感想・レビュー・書評
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清水義範さんにしては、いまいちのれなかった。自身の家族や祖父祖母についての自叙伝みたいなものであれば納得できるのだけれど。それでもどうかなぁ。
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祖母が大ハマリしていた父所有の本。
現在読んでる途中にてレビューはもう少し後で。
タダ、忘れないうちにメモしておくと、祖母が「私の人生を描いてるのかと思った……!」といってたからかなり上手く時代を移せてる作品なのではないかと思って読んでます。 -
<table style=\"width:75%;border:0;\" border=\"0\"><tr><td style=\"border:none;\" valign=\"top\" align=\"center\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416755108X/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\"><img src=\"http://ecx.images-amazon.com/images/I/615PHTQC8NL._SL160_.jpg\" alt=\"みんな家族 (文春文庫)\" border=\"0\"></a></td><td style=\"padding:0 0.4em;border:0;\" valign=\"top\"><a href=\"http://blog.fc2.com/goods/416755108X/yorimichikan-22\" target=\"_blank\">みんな家族 (文春文庫)</a><br />(2004/08)<br />清水 義範<br /><br /><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416755108X/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>激動の昭和を「普通の人々」は、こんなにも逞しく生きてきた。二・二六事件の迫る冬、少女は花占いに夢をはせ、優しかったあの子は南方の戦いで死に、焼け野原に立って一儲け企む奴もいた。懐かしい路地裏の匂い漂う清水版昭和史。</strong></p></blockquote>
百瀬家と豊川家の歴史として書かれているのだが、そのまま昭和史と言っても差し支えないと思う。時代の変化に翻弄されながら生き抜いていく様は、まさに歴史を目の当たりにしているようで、読み応えがある。
そして、「やっとかめシリーズ」の波川まつ尾婆ちゃんのことや、「新築物語--または、泥江龍彦はいかにして借地に家を建て替えたか--」の背景などがよくわかって、とても興味深い。
本作は小説であって、著者の自分史ではない(ことになっていると思う)ので、脚色されていることもあろうかとは思うが、それでも、いまここに在る著者の来し方を覗き見ることができたようで嬉しくもある。 -
読み始めは大好きな
清水義範だけどつまらん・・・って
思ってたけれど、
だんだん面白くなって
ワーっと読んだ。
清水義範流の昭和史。
やはり、戦争があるので
途中は悲しい場面もあるんだけれど、
面白かった。
恥ずかしい話だけれど、
風船爆弾ってのがあったことを
初めて知って驚いた(笑)
登場人物はたくさんいるんだけれど、
その中に清水義範自身がモデルな人がいて
ぷっと笑ってしまった。
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