クレイジー

ベンヤミン・レーベルト 平野卿子

• 文藝春秋 (2000年7月5日発売)

感想・レビュー・書評

[さおりさんの感想 · 2006年12月2日]

16歳の少年たちの青春物語。
この頃ってやることなすこと青春の一ページとして輝かしい思い出になるよね☆
そして青春にはつき物の悩みとか劣等感とかもよく表されてると思う。「腐った林檎」うんぬんの話じゃないけど欠けた少年たちの集まりだからこそお互い足りないものが補えたんだと思う。

ライ麦畑と比較されてたけど私はこっちの方がスキ☆

[川元ゆかりさんの感想 · 2004年11月8日]

　ハードカバーの本で、字がやたらと大きくて「読みやすそうだな〜」と思って借りました。
すぐに内容に引き込まれたわけではなかったけど、読み続けやすい内容であり、文章がやたらと若々しい感じでした。
よくよく見てみると、主人公の名前と著者の名前が同一人物で、自伝的な物語でした。
　読み終わったときには、涙がドワーって溢れて来ちゃったよ。何だかほんのりと、青春ってそうなのよ！！って感じです。国は違うのに、友情って一緒ね！！