コフィン・ダンサー

  • 文藝春秋
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感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163195803

感想・レビュー・書評

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  • リンカーン・ライムの2作目!
    面白くて最後の恋愛模様までドキドキで読めました。
    まんまと引っかかっていく自分が物語に入り込んでいるような気分になる…

  • リンカーン・ライムシリーズ2作目。
    どんでん返しに次ぐどんでん返しは相変わらずで
    さすがジェフリー・ディーヴァー!って感じ。
    まさかジョーディがダンサーだとは最初は全く思わなかったけど、隠れ家にアメリアたちと入った時に、まさかなぁと思ったらそのまさかだった!!ってことはあん時ライムと目と鼻の先にいたんじゃん!怖〜っ!結局フィリップ・ハンセンは本編とはホントのところでは絡んでなかったのね、ロン・タルボットにうまく利用されただけだった、と。
    クレアがなぜ死んだのか、なぜあの時アメリアを拒んだのか、そういったところも最後に明らかにされてスッキリ。
    最後まで読み終えて全部スッキリした上で改めて最初から読んでみたいなぁと毎回思うのだけど、この文量なので私にはちょっとハードルが高い^^;次は、3作目のエンプティ・チェアーを楽しみたいと思います!

  • リンカーン・ライム シリーズ ②

    図書館で借りて、分厚い本で、さらに中を開いたら、2段!?
    どんだけの内容量ー!!と思いつつ、面白くて
    一気に読んでしまった。
    個人的には、ボーン・コレクターより好きー!!

    「棺桶の前で踊る死神(コフィン・ダンサー)」の刺青をした
    殺人鬼とライムとの攻防。
    相手の裏の裏をかく、ことを互いにしており、
    次が想像できずに、ハラハラしながら読みました。
    飛行機を飛ばすシーンでは、活字なのに、映像が
    浮かんでくる!!
    それぐらいに、緊迫感を味わうことができたよー!!

    話の内容はどんでん返し&どんでん返しー笑
    もぅ、「ぇえぇー!!」って心の中で叫びました。
    それくらいに騙されたー笑
    翻訳版って苦手だけど、そんな私が面白く読めた!!

    ライムとアメリアとの関係性がやきもきする(*´艸`*)
    今後の2人の関係性が気になるので、次も絶対読むぞ!!

    • shintak5555さん
      フフフ・・・。ハマってくれましたか。笑
      2冊目だと登場人物で翻弄されることも無くなるのでストーリーに頭を使えるようになるんですよね。そして...
      フフフ・・・。ハマってくれましたか。笑
      2冊目だと登場人物で翻弄されることも無くなるのでストーリーに頭を使えるようになるんですよね。そしてシリーズ第二作は良かったです。
      もちろん第三作以降もびっくり仰天3回宙返り3回半捻りくらいのどんでん返しのオンパレードです。
      2021/11/03
    • ほくほくあーちゃんさん
      ヤバイです。はまりましたー笑
      登場人物が分かっているから、すんなり読めて、良かったです!!
      翻訳ものが苦手なのに、本当に楽しめました!!
      s...
      ヤバイです。はまりましたー笑
      登場人物が分かっているから、すんなり読めて、良かったです!!
      翻訳ものが苦手なのに、本当に楽しめました!!
      shintak5555さんのおかげで、リンカーン ・ライムシリーズにはまっちゃったよー!!
      2021/11/03
  • 元ニューヨーク市警の天才科学捜査官が、警察に協力して連続殺人鬼を追う『リンカーン・ライム』シリーズ第2作。
    前作と同様、どんでん返しがあるけれど、前作よりも伏線の張り方が丁寧で、読んで感じていた違和感の数々がまっさらに拭い去られていく感覚が心地良い。

  • 緊迫したアクションが多く、とても面白かった。
    パーシーの不運っぷりがすごかったのでどうにか幸せになってほしい……
    バンクスのことも、刑事続けられるのかが気になる。
    サーと新兵のやりとりがコミカルで面白かった。間違いなく悪人だったけれど、愛嬌を感じてしまったので死んでほしくなかった……

  • 映画のよう..という比喩が小説を賛美する上で適当かどうかは分からないけれど、本当にそれしか言いようがない程にエンターテインメントとしてめちゃめちゃに派手で爽快で面白かった!
    殺し屋コフィンダンサーとライムの睨み合い、腹の探り合い、知恵比べがハラハラと息詰まるのでページを捲る手が止まらない。
    ライムの「天才的な頭脳を持ちながらシニカル、だけど愛情深い」というキャラクターは要素だけ抜き出すと割と巷で見かけるけど、表面をなぞるだけではない高い描写力があるからこそここまで魅力的なのではと思ったり。
    最期まで気の抜けない展開が続くのも面白い映画を観ている時とまさに同じで、作者のサービス精神を大いに感じました。
    読んでから気付きましたが本作はシリーズ2作目らしいので、1作目も続編もぜひ読んでみたいです。

  • 『四肢麻痺の天才鑑識官・リンカーン、彼の手となり足となる美貌の女巡査・アメリア。今回の敵は、狙った獲物を確実に仕留める、神出鬼没の暗殺者。その名も、コフィン・ダンサー。ある裁判の証人を消すために雇われたダンサーを逮捕するために、2人は微細な証拠物から彼を追う!』

    最初から犯人がわかってるのにスリルの連続で、ページをめくる手が止まりません!
    たった1つの砂粒や繊維から殺しの手口を突き止める緻密な推理、襲いかかる暗殺者との激しい攻防など見どころが山盛りですが、なんと言ってもどんでん返しが見逃せません!
    こちらが有利かと思ったらガラッと危機的状況に叩きつけられ、安心できる暇もありません。最後の1ページまで何が起こるかわかりませんから要注意です。
    僕はちょっと泣きかけました。

  • リンカーン・ライムシリーズ第二弾。
    鑑識や航空関係の蘊蓄が一杯。
    最後までどんでん返しがあるので気を抜けません。
    ミステリーというと、謎解きに意識が行きがちだが、著者の作品は登場人物のキャラや感情が良く表現されていて、それがドラマに厚みを与えていると思う。
    女性が逞しく、カッコいいところも好感が持てる。

  • これ読むと1作目「ボーン・コレクター」がつまらなく思えてくるくらいおもしろい!

    リンカーンvsダンサーこの天才同士の攻防戦は読んでて
    何回「そうきたか!」とだまされたか。。。

    ジェットコースター的展開に読むスピードはヒートアップし
    眠れない何もできない日々が続きます。
    とにかく先を知りたい!!!と。

    面白い本って残りのページが少なくなると
    その世界にもう少しだけ
    とどまっていたい気持ちになるけれど
    これはそれすらも忘れさせるスピード感で
    読み終わったあとの脱力感は半端ない。

    あと1作目「ボーン・コレクター」では寄せ集めだったメンバーが
    チーム・リンカーンになっていてそれぞれ大活躍。これもシリーズものの醍醐味だ。

    頭のいい強い主人公と絶対の仲間、それに対する頭のいい強い敵。
    だまされまいだまされまいと用心していても裏切られる展開。
    分厚いページをめくるたびに裏切られるのが心地よくさえなってくる(笑)
    そんな最高級の小説です。

  • 「ボーン・コレクター」に続くライムシリーズ二作目。今回は前作よりも、サスペンス色が濃厚。だって今回は犯人の名前も分かっちゃってるし、誰が犯人か、だなんて考えるまでもなく。ただ、犯人がいつどこから現れるか、ってのが見もの。意外な結末は期待できそうにないけれど、まあたまにはいいでしょ。
    ……なんて思ってると甘い。最後に出てくるいろいろな落とし穴。まったく最後の最後まで気が抜けない。さすが。
    見どころは、殺し屋に狙われる女性パイロットのかっこよさ。正直ヒロイン(?)のアメリアよりもかっこいい。これ一作だけというのがちょっともったいないと思えるくらいかも。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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