夏姫春秋 (上)

  • 文藝春秋 (2000年11月16日発売)
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感想 : 7
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  • 本 ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163197104

感想・レビュー・書評

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  • (講談社文庫で読了。装丁で登録)

  • 紀元前・春秋時代の中国の話(上)。
    結局は、『女』と『占い』は理解(予測)できないものとして恐れられていたのでは。
    地図は付いていたんだけど、人物の関係図も欲しかった。

  • 古代中国、春秋戦国時代を舞台にした、夏姫という妖艶な美姫の物語。群雄割拠の時代、小国に生まれ、政略と戦乱に翻弄されながらも健気に生きた夏姫の半生を描く。この時代の女性は半ば物のような扱いなのか、、と改めて実感。風習や文化、政略の狭間で生き抜こうとする彼女の姿が印象的。

  • 夏姫春秋〈上下〉
    紀元前584年位 鄭出身の夏姫 古代王朝時代の美女の一人に数えられた人物。その為、数奇な運命をたどっていく物語。楚では荘王、宋では華元の時代。この後鄭では子産と続いていく。直木賞を受賞した作品だけあり楽しく読めた。

  • 夏姫は女性に厳しい時代の中で、あの環境の中で頑張って生きている姿を見せる。この作品の好きなところは、夏姫の息子です。大好きです、彼のことが悲しくて悲しくてならない。

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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