- 本 ・本 (584ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163197906
感想・レビュー・書評
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読んでどんよりしました。
金だけ払ってあとは見向きもしない父親に下女任せで愛情を注がない母親と知らんぷりの後妻。
子どもたちがみんなグレて不幸になっていく様子を読むのはつらいです。
著者佐藤愛子さんの実の父親と異母兄弟の実話らしいですが、登場人物の温もりを感じられなかったのでそもそも何故書いたのか理解に苦しみます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐藤家の盛衰を描く作品。
端緒は紅緑(洽六)のシナへの異常な愛情から始まった。
その後、4人の息子たちは手前勝手な人生を送り、障害紅緑を苦しめていく。 -
<閲覧スタッフより>
大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生
文芸講演会記念 特集展示本
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所在記号:913.6||サア||1
資料番号:10136058
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どろどろどろどろしたまま上中下巻の大迫力。芸術家に優しくない日本でよく生きていけたなと感動。面白かった。
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それは大正四年秋、当代随一の人気作家、佐藤紅緑の狂恋から始まった―。生きようとする情熱ゆえに欲望と情念に引きずられる一族、佐藤家の人びとの凄絶な生の姿。第四十八回菊池寛賞受賞。
著者プロフィール
佐藤愛子の作品





