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本 ・本 (600ページ) / ISBN・EAN: 9784163199009
感想・レビュー・書評
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佐藤愛子さんが65歳から77歳まで12年もかけて書いた大作の下巻です。応援したくなるような人物が紅緑の使い走りをさせられていた福士幸次郎だけ、佐藤家ゆかりの人物は佐藤愛子も含めてクズ揃いです。短歌好きの中学生にまで手をつけて周りも止めないのは狂っているとしか思えません。出来れば一家の係累が増える前に滅びてほしかったです。赤裸々すぎてもしこれがすべて実名なら訴えられてものすごい額の損害賠償請求が来そうです。これだけ酷いことの羅列を読ませてしまう愛子さんの筆力は確かですね。素晴らしい作品を書いても人柄が良いとは限らないことを学びました。
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最終巻。
最後まで波乱万丈の人間模様だった。 -
<閲覧スタッフより>
大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生
文芸講演会記念 特集展示本
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所在記号:913.6||サア||3
資料番号:10136060
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いま、一人残った愛子が見据える佐藤家を灼き尽くす因縁の焔の行方―。情念の奔流に押し流されつつそれぞれの生を駆け抜けたはらからへの熱き鎮魂の想い。畢生の大作、堂々完結。
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号泣。
著者プロフィール
佐藤愛子の作品





