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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163199207
感想・レビュー・書評
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御宿かわせみシリーズ。江戸の植木市・梅屋の兄弟・佐助の牡丹・江戸の蚊帳売り・三日月紋の印籠・水売りの文三・あちゃという娘・冬の桜。
奉行所ってこんなに親切なんだと思った「江戸の植木市」、不正を許せない人々が勝つ「佐助の牡丹」、思いやりが涙を誘う「水売り文三」、道を踏み外さなかった勇気に応援したい「あちゃという娘」など。
兄妹と知らずに恋に落ち命を落とす物語に、麻太郎と千春が重なる。宗太郎と花世は親子なのにひょんなところで会っても大した会話もないのとは裏腹に、東吾の子供好きの描写が細かい。亥の子餅のお吉の気遣いや方便が心温まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
御宿かわせみシリーズ8編。今回も捕物より人情物の要素が多い。ただ、かわせみのレベルとしては平凡で軽い。まぁ、シリーズ物ってのは平均的でいいんだろうなぁ、江戸時代からの伝統や言葉などの勉強になります(笑)
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江戸の植木市
高価な陶磁器に水仙を生けて、息子に託す
梅谷の兄弟
薬屋兄弟の悲恋
佐助の牡丹
牡丹品評会に関わる裏取引
三日月の印籠
旗本のお家騒動、 利発な妾腹の兄と暗愚な世継ぎ
水売り文三
生き別れた兄弟の再会と、おばあさん
あちゃという娘
うつ病の介護にがんばっていた娘の失恋
冬の桜
記録喪失を装う女
著者プロフィール
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