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- 本 ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163199504
感想・レビュー・書評
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題名と前書きから想像していたものとは全く違う結末に衝撃を受けた。
手紙を交わす二人の男の、それぞれの悲鳴が恐ろしい。
30分ほどで読み終えてしまうような短編ながら、深く力強い。
小説という技法の無限性を感じる。
今年の一冊はこれだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021.05.08 図書館
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100ページもない書簡形式の小説。後書きにもあるが、これが1938年に出版されたということが奇跡。親友の一人が在米ユダヤ人、一人が故郷ドイツに帰ったドイツ人だったことから起きる悲劇。ナチスを糾弾した最も古い小説のひとつなのだろう。
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こわかった。
壊れていくのは殺される側だけじゃなくて、殺す側だけでもなくて。
「ふつうのひと」がごく自然にのみこまれてゆくから、こんなことはあっちゃいけない。 -
本の設定はおもしろいのだが、もうちょっとボリュームが欲しかったです。
あっという間に読み終わってしまいました(^^;
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