素晴らしい一日

  • 文藝春秋 (2001年4月4日発売)
3.07
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本棚登録 : 54
感想 : 15
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163199603

感想・レビュー・書評

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  • 20210119読了
    #商店街?

  • お決まりコースをちょっと外れてるのになぜかそれでいいのよ!って思わせられる。底辺に押しても引いても動かない堅いものがあるからなんだろね。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||T
    資料ID:50100469

    2008/02/09公開『アドリブ・ナイト』原作

  • デビュー作にて、短編集。

    「素晴らしい一日」・・・・・お金を貸した元彼に返してもらいに行って、一緒に返してもらう
    「アドリブ・ナイト」・・・・・家出して行方不明になっている娘に似ているということで、その娘の臨終の父の枕元に連れてこられた女の子の話
    「オンリー・ユー」・・・・・腐れ縁の女性がいつつも、会社の有望女子に夢中になった男の浮き沈み話
    「おいしい水の隠し場所」・・・・・チーママ、幼馴染、弁護士
    「誰かが誰かを愛してる」・・・・・悪い女に引っかかったと思ったけど、実はいい女だったのか
    「商店街のかぐや姫」・・・・・ダメな亭主、素晴らしい義母と生活する親の愛用に飢えた女性の話

    なんかどれも大して記憶に残らない話でした。
    ちょっとこの人の話はイライラする話が多いかな・・・

  • 短編。
    可愛い女性が主人公のものが多い。『素晴らしい一日』の友朗はお金を貸したりしてなきゃ素敵な男友達にできそう。貸すならあげたと思わないとね〜。
    『商店街のかぐや姫』はお義母さんに惚れて結婚。ズバズバ何でも言ってもらえるのは爽快だと思う。

  • いろんな人がいて
    いろんな人生がある。

  • 2008-2-18

  • ぐうたら男から借金を取り返す!という一日を描いた表題作を含む六つの話が入っています。
    表題作は最初、平凡で淡々と進んでいくので、あれ、つまらない?なんて思いそうなんですが、段々と加速度つけて面白くなっていきます。ユーモアというものが溢れているんじゃないかなと思います。
    20万円の貸した金を取り返すために、色んな人に出会う主人公。嫌な思いもさせられたり、言葉の裏を感じ取ったり様々な出会いがあり、そこには様々な人生がある。福沢諭吉一枚に対する一人一人のスタンスも嫌ってほど違うんですよね。なんだかそういう一人一人の姿がとてもリアルでした。そして尚且つ重くない。
    軽快なテンポで人間の嫌な面もきちんと書いているというところに私は好感が持てました。

    (2004年3月25日)

  • 表題作の「素晴らしい一日」より「商店街のかぐや姫」が良かった。
    この作家は田辺聖子氏のような、ユーモアとペーソスを交えた小説を書きたいそうですが、聖子氏にはまだまだかと。。。

  • 「お金返して!」ぐうたら男からの取り立てで彼女が気付くこと。類いまれなユーモア感覚で選者を魅了した第79回オール読物新人賞受賞作。

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