憑流

  • 文藝春秋 (2001年4月23日発売)
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感想 : 11
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  • 本 ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163199702

感想・レビュー・書評

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  • 麻布の旧家に嫁いできた新妻が背負う宿命とは!?
    家は隆盛を誇るが、その陰で多くの人が死んでゆく。
    幸せに満ちた新婚生活は、やがて起こる惨事への序曲だったのか…。
    (アマゾンより引用)

    これは…ダメやろ(゜Д゜;)
    たとえどんなものであろうと神には勝てんということか…

  • 面白いけどやっぱり救われなかった

  • カンナリ様、蛇、幸運

  • 神蛇を体に宿しているカンナミ様。家は守られるが敵対している人は殺されたり不幸にされる。超一流の家系に生まれた一族に神蛇女が入った。本人は悪気はないのだが自分を悪く思っている人を次から次へと不幸にさせる。最後はカンナミ一族だけが生き残り麻布に住み着くこととなった。恐い話だ

  • 予想外の展開にイイ意味で裏切られた。設定にちょっと無理を感じはしますが面白かった。ただ終わり方がありっちゃありだけどちょっと無理が歩きがする。ツイているという意味がよーく判りました。

  • 美しい女性。→一緒になると幸運になる。
    言う事ないじゃないか! と思ったら蛇神さまが憑いていた。
    歯向かわなければどうということもないのだから、そこは諦め幸せに暮らせばいいのに自分の身内が不幸になるとそうも言ってられないか。
    蛇ってそんなに執念深い生き物なのか? 家の近所でよく見かけるから、うっかり自転車でひいてしまわないようにしないとね。ええ、よく踏んづけます。

  • 最初っから不気味なムード漂うお話。
    蛇にまつわるお話ですが単なる夢物語作り物とは
    言いづらい、なんだか怖くリアルに感じます。

    あるんじゃないのかな…こういうのって(汗)

    容姿端麗、優しく控えめ、料理も上手で手際が良い
    そしてさほど苦労も経験しておらず安易に幸せを
    手に入れる

    そんな女性がもしいたら…
    疑っちゃうかもなぁ(笑)

  • 取り憑く

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著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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