不眠症 (下)

  • 文藝春秋 (2001年7月25日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163202204

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  • 正VS悪 ではない

    出版社/著者からの内容紹介
     不眠症と幻覚をに怯えるラルフは、自分がまったくの孤独ではなかったと知る。かねてからの女友達、ロイスも同じに幻覚を見ていたのだ。「チビでハゲの医者」は幻覚ではなかった。それは「別次元の存在」―。
     運命を司る、この世ならざる者たち。そのうちのひとりが、いま、この町を皮切りに世界を破滅させようとしている。それを阻止できるのは、その秘密を知ったラルフとロイスの老人ふたりしかしない。
     暴虐と破滅の舞台は、中絶賛成派の活動家が講演を開く公会堂。町の憎悪と反目がしのぎを削り、衝突する地点。そこで「何か」が起こるのだ。時間は残されていない。老いのもたらす非力さを自覚しながらも、ふたりは世界を救うために立ち上がった・・・・。

  • 上巻と異なりダーク・ファンタジーのような展開。
    〈ダーク・タワー〉本編にも登場するだけあってシリーズの核心に迫っており、〈深紅の王〉や〈暗黒の塔〉の別の一面が垣間見られた。

  • デリー、イギリスなどを舞台とした作品です。

  • ラストがもう…言葉に言い表す事が出来ないです。人間の強さと弱さ、大切な人達を守ろうとする主人公の確固たる気持ちに読後しばし呆然としました…他のキング作品とは少し違う路線でしたが良かったです。Itの後に読んだほうが良いかも。

  • 090330

  • 未読

  • 妻の死から、眠れない・・眠れない・・・日が経つ毎に睡眠時間が刻一刻と減っていく。そしてある夜目撃したものは・・・最高に泣ける傑作ですから是非読んでください。

  • いかにもキング的。謎めいた人物、オーラの描写の詳細、ヒューマンなエンディング。ITのマイク・ハーロンも登場。ローランドまでも・・・

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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