闇からの声

黒岩重吾

• 文藝春秋 (2001年9月26日発売)

感想・レビュー・書評

[san33さんの感想 · 2016年11月7日]

悪くないんだけど、確かに装丁負けかも。自分の分身みたいなのに語らせてる奴は結構痛いかな。

[小鈴さんの感想 · 2007年4月17日]

装丁の良さのわりに・・・うーん、いまいち。話がどれも同じようなものばかり。

著者プロフィール

1924－2003年。大阪市生まれ。同志社大学法学部卒。在学中に学徒動員で満洲に出征、ソ満国境で敗戦を迎える。日本へ帰国後、様々な職業を転々としたあと、59年に「近代説話」の同人となる。60年に『背徳のメス』で直木賞を受賞、金や権力に捉われた人間を描く社会派作家として活躍する。また古代史への関心も深く、80年には歴史小説の『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞する。84年からは直木賞の選考委員も務めた。91年紫綬褒章受章、92年菊池寛賞受賞。他の著書に『飛田ホテル』（ちくま文庫）。

「2018年 『西成山王ホテル』 で使われていた紹介文から引用しています。」