僕は結婚しない

  • 文藝春秋 (2001年9月26日発売)
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本 ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784163203805

感想・レビュー・書評

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  • 行きつけのカフェ「和飲輪飲」の本棚にあったので読みました。
    タイトルに引かれたというわけではなく、石原作品を今まで読んだことが無かったのでちょっと読んでみようかと思ったのです。
    読みやすい文章ですが、ところどころ格好つけてるなあと思う箇所がたくさんあります。
    村上春樹の小説もそういう格好付けが鼻につくときがありますが、村上作品は文学や音楽などのうんちくが多いのに対し、石原作品はボンボン的な感じ。
    ストーリーもどうなのかなあ。。 微妙だったような。
    小学生の女の子はかわいく描けていました。

  • 内容的には、大きな事件も展開もなくて、宣伝文句には物凄い事件があるかのように謳われているのですけれど、実際は大したことは起きなくて、日記のような感じで主人公の主観や主張が綴られていきます。「ライ麦畑でつかまえて」のような感じもあったりします、文体が。

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著者プロフィール

1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。2022年逝去。

「2022年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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