ワカタケル大王

黒岩重吾

• 文藝春秋 (2002年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ごまみそずいさんの感想 · 2013年9月26日]

記紀に書かれている内容に、結構手を加えつつ、それぞれのキャラの性格や行動パターンを緻密に組み立て、歴史ドラマに仕立てている。

[kiyosiさんの感想 · 2008年8月18日]

　２００２年１月１２日購入

削除

[blue_travelerさんの感想 · 2003年2月14日]

古代史の登場人物が主人公の小説｡以外と古代史も好きで、ただ時代背景と登場人物が多で理解するのに努力がいるのである。総P652。分厚い本であった。

著者プロフィール

1924－2003年。大阪市生まれ。同志社大学法学部卒。在学中に学徒動員で満洲に出征、ソ満国境で敗戦を迎える。日本へ帰国後、様々な職業を転々としたあと、59年に「近代説話」の同人となる。60年に『背徳のメス』で直木賞を受賞、金や権力に捉われた人間を描く社会派作家として活躍する。また古代史への関心も深く、80年には歴史小説の『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞する。84年からは直木賞の選考委員も務めた。91年紫綬褒章受章、92年菊池寛賞受賞。他の著書に『飛田ホテル』（ちくま文庫）。

「2018年 『西成山王ホテル』 で使われていた紹介文から引用しています。」