猛スピードで母は

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 845
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163206509

感想・レビュー・書評

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  • 子供目線で見た、ちょっと外れた親たち?
    「猛スピードで母は」と「サイドカーに犬」の2作品

  • さくっと2時間ほどで読めてしまった。「佐渡の三人」や「ねたあとに」みたいなダラダラ感(といっても、底にはヒヤッとしたものがずっとある肌感だが)はなく、錆びのような奥歯の神経が微かに痺れているような感覚が、ずっと続く2作品。日曜日に読みたい。

  • 2016/04/26 読了
    幼き私とシンクロする部分があり、一気読み。文章も好きな感じだった。
    表紙が佐野洋子さん、素敵だなぁ。

  • 装画から感じる物語が原作を上回ってしまった感がある。
    母子家庭で育った主人公が、母が起こす恋愛沙汰と自身の苦痛でしかない学校生活を傍観者的に語っていく。強そうに見えた母、自分のことしか考えてなさそうな母が実はそうでもないこと。いじめられて平気なようで実は深く傷ついている自分のこと。全てを猛スピードで母はすっきりおいてけぼりにしたのだろう。

  • 結構好き

  • 子ども目線で見たシングルペアレントって、やっぱこんな感じなのかなぁ・・・

  • 好きな人は好きなんだろうなぁと思った。
    くすっと笑えるとこがちらほら。

  • サイドカーに犬。
    いいな、この文章。女の人っぽい。

  • 芥川賞受賞作品。2篇の中編小説が収録されてる。
    どちらも子供目線で描かれたもので、少し切ない。そして少しダメな親たちを、冷静に子供が見る、というところも共通している。
    「猛スピードで母は」より、「サイドカーに犬」の方が個人的に好きかな。姉弟の対比もなかなか良い。
    長嶋有さんは男性ということをwikiで初めて知った。(そして年齢は72年生まれ。SMAP中居君、木村君と同学年である。)細やかな写実とか、女性っぽいと思っていたんだけど。
    『100万回生きたねこ』の佐野洋子さんが装丁を手がけている。表紙の絵はとても個性的だ。

  • 2014/9/27

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著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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