猛スピードで母は

著者 :
  • 文藝春秋
3.38
  • (57)
  • (116)
  • (268)
  • (33)
  • (7)
本棚登録 : 845
レビュー : 177
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163206509

作品紹介・あらすじ

「私、結婚するかもしれないから」外国帰りの男とのてんまつは…?第126回芥川賞受賞作。文学界新人賞受賞作を併録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 親がどうであれ、子どもはしっかり自分で考えて生きてるんだなー。家庭環境は良くない2編の短編だけど、どちらもあまり暗くないのがいい。

  • 文學界新人賞受賞作「サイドカーに犬」
    芥川賞受賞作「猛スピードで母は」がカップリングされた長嶋有の第1作品集。
    どちらも子供目線で書かれているせいか、初読み作家さんだからか、あまり入り込めず。

  • 自分の問題は、自分で乗り越えなきゃ、ダメなんだ。大人であっても、子どもであっても。

  • 子どもの頃はぼんやりと分からないままに受け入れていたことが、大人になっていく中で次第に理解できるようになっていく。その気付きがポツポツと語られていくような物語。

  • 「猛スピードで母は」の母、この表紙のイメージとは違う気がするのだが・・。

    「サイドカーに犬」も「猛スピードで~」も母と子(前者では洋子と薫)の距離感が近くて、子供を大人びて見せたり、時には大人を子供じみて見せたりする。

  • 普通ではない家族の物語2篇。主人公の薫と慎はよい子ではない。二人にとても感情移入して読み切った。

  • 私はサイドカーに犬の方が好きだったかな。

    夏の匂いがするお話。

    洋子さん、私はとても好き。お母さんより。
    こういう飄々としたかんじの大人になりたかったんだけどなぁ。

  • 子供目線で見た、ちょっと外れた親たち?
    「猛スピードで母は」と「サイドカーに犬」の2作品

  • さくっと2時間ほどで読めてしまった。「佐渡の三人」や「ねたあとに」みたいなダラダラ感(といっても、底にはヒヤッとしたものがずっとある肌感だが)はなく、錆びのような奥歯の神経が微かに痺れているような感覚が、ずっと続く2作品。日曜日に読みたい。

  • 2016/04/26 読了
    幼き私とシンクロする部分があり、一気読み。文章も好きな感じだった。
    表紙が佐野洋子さん、素敵だなぁ。

全177件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長嶋有の作品

猛スピードで母はを本棚に登録しているひと

ツイートする