うさぎのダンス

  • 文藝春秋 (2002年3月12日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163208107

感想・レビュー・書評

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  • ア然、ボー然、突然の作家デビュー!愉快、痛快、奇っ怪な、(そして、ちょっぴりせつない)コケシ・ワールド解禁!めくるめく禁断の性へのオデッセイ。

    という紹介文ですが、先に金魚の昼寝を読んでいたせいか、突き抜けるような切なさがありました。
    トオルの、親との関係性にもセクシュアリティにもうじうじ悩まない(というか悩むという発想がない)ところが好き。めそめそするのが好きな人には向かない小説かも。
    しかし朋子がトオルに与えた影響は計り知れないものがあるね。

  • なんだかあまりにがさつな心理描写。ちょっと読んでて悲しくなった。主人公の夜の世界に対する順応力もよく分からない。日本の現代女流作家の作品が大好きなだけにこれは頂けない…すみません

  • 小説といっていいのか…四谷でバーを営む、有名なおかまさんが著者です。
    半自伝的作品。なんというか、当時の風俗や、夜の世界に生きる人間達のプライドやらがとてもいい。のだが、同時にさみしい本でもある。
    一番最後のシーン。お風呂に沈んでいくシーン。あそこが一番、さみしい。

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