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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784163208305
みんなの感想まとめ
独特の空気感と深い情緒が漂う物語が展開される本作では、老作家「私」と不思議な距離感を持つ古い女優「弥勒さん」、文学者「穴さん」、編集者「眠さん」、骨董店主「二股さん」といった個性的なキャラクターたちが...
感想・レビュー・書評
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やっぱりこの空気感・・・すきだな~~・・・。
老作家である「わたし」と不思議な距離でやり取りしている風変わりな古い女優の弥勒さん。
弥勒さんとのひとときには、必ず「わたし」の昔の女性の影がそこかしこに顔を出して・・・。
此岸のどこかで起きたある日の記憶。 -
「私」と、性別年齢自在の声を持つ古くからの女優・「弥勒さん」、
上の階に引っ越してきたフランス文学専攻の文学者「穴さん(合田)」、
「私」付きの編集者「眠さん」、骨董店我乱堂店主「二股さん」の
どこかおかしな雰囲気漂う5人が繰り広げる、物語九編。
久世さん……やっぱり良いです…。
九編すべてに、どこか死を思わせる燻りが
そっと忍ばせてあって、陽の差す時間の
描写でも、心地よい湿り気のような、
すごく惹かれる空気が漂っていて、
読んでいて気持ちが良い。
読み終わるのがもったいないような。
最後にはじわっと泣けてきてしまいました。
また読み返したい一冊です。
しかし、私の中で「弥勒さん」のイメージって、
樹木希林さんなんだよなぁ…w
表紙に描いてある人、似てない?
(この表紙の装画が建石修志さんっていうのも意外だw)
で、文中に蚊島さんて出てくるけど、鹿島さんだよね多分w
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