イン・ザ・プール

著者 :
  • 文藝春秋
3.71
  • (704)
  • (960)
  • (1495)
  • (55)
  • (14)
本棚登録 : 4851
レビュー : 1089
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163209005

作品紹介・あらすじ

トンデモ精神科医伊良部登場!深夜のプールに忍び込みたいと思ったこと、ありませんか?水泳中毒、ケータイ中毒、持続勃起症…ヘンなビョーキの博覧会。新・爆笑小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 迷医のようで名医なのかもしれない、精神年齢低めの精神科医・伊良部。
    注射以外の仕事をしていなさそうな露出好きの看護師・マユミ。

    伊良部総合病院の神経科に訪れるクセの強い患者たちと伊良部先生の交流の話。

    --------------------------------------

    プールで長時間泳ぎたくてしょうがないサラリーマンとか、ケータイがないと不安になる高校生、家が火事になっていないか不安でしょうがないルポライター。
    みんなおかしな人たちばかりで笑いながら読んだけど、自分にもこういうところあるよな、と感じる部分もそれぞれにあってヒヤッとしたりもした。
    ジム行かないと身体がダメになっちゃう、家の鍵締め忘れた気がする……みたいな強迫観念は自分も持っている。
    どこからが病気なんだろう、線引きは難しいな。
    伊良部先生が言うように、実害が無ければオッケーなのかもしれない。


    患者と一緒に遊んだり、自分勝手な要求を患者にしているうちに解決する伊良部先生のキャラクターは最高。
    やりたい放題やってるマユミさんはもっと最高。

  • アニメ「空中ブランコ」の原作
    アニメも面白かったが、これも面白い

  • サクサク読めちゃった!伊良部先生が凄くイケメンのカッコよすぎる男だったら、ハマってたな(^^;;どの章の患者さんも、有り得る症状だったから何か怖かった。伊良部先生のやり方は、凄く納得いくわ~。口に出す言葉は軽いけど、奥が深いんだよね。最後は患者が前向きになれるから読んでいて気持ちいい。悩みや過去を聞く事は何の役にも立たない・・・に1票!て感じです。「ぐふふ」て笑うとこだけ、引いてしまうわ。あの注射・・・ナンダロウ(笑)

  • 短編集です。

    精神科医 伊良部医師シリーズの第1弾。

    奇想天外の診察!?ストーリー。

    めちゃくちゃなことを言っている中にも本心を突いたことを言っている場合もあるが・・・偶然だったりして。

    伊良部のキャラで一気読みです。

  • 最初は「なんだこいつ」という感想から始まって、最後には「あれ実はちゃんとわかってるいい医者なのか??」と思ってしまう変な医者

    サクッと読めた

  • くだらないけど、最後まで読んでしまった。
    読みやすさ、面白さ、よく考えられてるなぁ

  • 変人神経科医師と、患者たちのストーリー。

    カタルシスがいい感じ。

  • タイトルの一遍や勃起が止まらない男性の話は、ちょっと特別で面白かった。後半は、まあありがちな現代人が抱える現代病の典型がいくつか登場するって、感じで、テーマとしては汎用かな。語り口がスムーズで読みやすい。面白かった。

  • おかしな精神科医・伊良部シリーズ第一作。
    久しぶりの再読だが、やはり笑える。
    どこまで本気なのか冗談なのか、遊びなのか治療なのか。
    『カウンセリングなんてしないよ。ああいうの、何の役にも立たないから』という潔い態度が良い。
    話は聞かない、ただどこまでも患者に付き合う。
    段々とこれも一つの治療法か?とも思えてくる。

  • 短編集だったので、サクッと読めた。
    伊良部のキャラは最後までよく分からなかったけど、こういう人が近くにいると悩んでる人もなんだか拍子抜けして症状が良くなるのかなと思った。私の中で、何故か伊良部がとろサーモンの久保田で再生されていた。
    17/3/29

全1089件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『家日和』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』『ヴァラエティ』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。

「2019年 『ヴァラエティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

イン・ザ・プールのその他の作品

奥田英朗の作品

イン・ザ・プールを本棚に登録しているひと

ツイートする