- 本 ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163210100
感想・レビュー・書評
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三度目の再読。
私を、古代史の世界にいざなった書。
古事記と書紀の違いは漠然とは理解していたが、三浦訳は見事にそれを表現したと思う。
この本を読んだあと、何冊か、三浦氏の本を読んだが、どれもわかりやすく面白かった。
これからも、おりに触れて、本書を読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とっても読みやすかった。
私、実は古事記の内容は、オオクニヌシまでしか覚えてなくて・・・
あとは、神武天皇、ヒコイマス、イクメの大王、ヤマトタケルあたりをブツ切れで知っているだけで。
「古事記ってどんなの?」と思っている人に軽く読めてお勧めの1冊☆ -
現代語がすべて口語であるという点が本書の特徴です。これは、本来口承文芸であった古事記の要素を十分に取り込んだ訳であると言えます。口語のため読みやすく手軽に感じますが、本文は口語訳の下に詳細な単語の解説が載せられているという二段構えの構図(小学館の日本古典文学全集と似た構図)となっており、かなり詳細に読み進めることができるという点が魅力的です。また本文のあとには登場する神の関係図や用語の時点も付属していて、しっかり学びながら読みたい人にもおすすめです
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グッと、グッときたぜ古事記!
神代編なんてとんでもない
イザナキが自分の子のカグツチを切った刀の先についた血がまわりの岩に飛び走りついて成れる神、刀の手元のあたりについた血も岩に飛びつき成れる神、握りの指の間からしたたった血からも成れる神、切られた死体の頭からも成れる神、腹から成れる神、陰に成れる神、左の手に成れる神、右の手に成れる神、左の足に成れる神、右の足に成れる神、もうそこらじゅうに神が!!! -
非常に読みやすかった。訳者の補足、説明が注釈に加え本文にも語り部の語りとして加えられている。巻末に系図に加えて地名解説、氏族名解説、地図、神人名索引、動植物名索引と資料も充実していて、本文に出てきた植物や生き物の挿絵がチラっと入るのも楽しい。
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初めて古事記が楽しく読めた本。
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読破すれば凄いんだろうな
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古事記の現代語訳。
口語訳とある通り、語り口調で現代語にしているので読みやすく、一度くらいは古事記を通して読まなければならないと思いつつ挫折していた私でも読めた。
解説も豊富なのでわかりやすくてよかった。
著者プロフィール
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