- Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163210100
感想・レビュー・書評
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古事記。
解説は飛ばし読み。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解説や訳が本文と同ページにあるため、解説を調べるためにいちいち巻末を調べないで済むのが高評価。
又、口語訳なので読みやすいというのも良かったです。 -
すっごい面白かった♪
「その言葉は必ず消えてしまいますが、不確かな耳しか持たない私達の世界とは別の世界にも届かせようとする言葉、それが語り事」
と言う言葉が印象的で全編にその心が漂ってる気がした。
語りのパワーを感じる古事記って初。
語り部のじいさんの個を通して語ってる筈が、かえってフラットにさえ感じた。
それにしても、神代編の面白さと引き換えに人代編て…
しょうがないのかな。 -
古事記に興味があり図書館で借読。
現代訳と口語訳を勘違いしていて初めこそとまっどったが、口語訳で書かれているのでより物語的に読むことが出来る。
入門書としては最適かも。 -
本書の最大の特徴は、現代語訳ではなく、『古事記』を古代の語り部が話す「語《かた》り」という形式で訳していることだ。
みずからを「この老いぼれ」と称する老人の語り口として古来の神話が語られていくさまはとても読みやすい。さらにページの下三分の一は注釈欄になっていて、ちょっとでも意味が不明瞭なことばには詳細に解説がされている。
意味も汲めるしリズムも味わえる
至れり尽くせりでとても理解しやすい『古事記』である。
でもなぜ「語り」なのだろうか?
それは『古事記』の成立が、当時(七世紀頃)、すでに古代の伝承となっていた数々の物語を稗田阿礼《ひのだのあれ》に暗誦させて太安万侶《おおのやすまろ》が文字として書き起こして天皇に献上したものであったからだ。
古来から口伝されている語りというのは、おそらく日本古来のやまとことばで伝わっていた。それを書き文字といえば漢文だった時代に文字に起こしたのだから、記録されたことと引き替えにどうしても漢文的な変化を余儀なくされたはずだ。
ならば太安万侶《おおのやすまろ》が書いた『古事記』を現代に起こすのではなく、その向こう側にある「稗田阿礼《ひのだのあれ》が語ったであろう昔語り」を復活させるべきではないか。
それが本書の狙いである。
巻末には『古事記』を理解するうえでの索引や神名、地名、氏族の解説、神の系図など膨大な資料が付けられていた。
値段は少し張るけれど、関連書籍十冊買ったよりも『古事記』が理解できるのではないか。
「完全版」はダテではないのだ。
http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2010/10/post_b30f.html -
現代語訳ではなく口語訳。
個人的に語り口調は好かず、単なる現代語訳を購入するべきだったと後悔している。 -
図書館で借りた。まだ読み終えてない。
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2007.11.15-
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非常に読みやすい古事記.読んでおいて損はない.
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わかりやすく、解説も丁寧。
おじいちゃんの語り口調もいい味出てます。