見えない橋

  • 文藝春秋 (2002年7月26日発売)
3.15
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163210605

感想・レビュー・書評

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  • 死を題材にした短編集。
    他の吉村昭の作品と比べるとあっさりしていて、読みやすいが、重厚感が足りない。
    しかし、静かに徐々に沼に嵌っていくような死の恐怖感がある。

  • 7編の短編小説が収められているが暗い話でなんとなく心がときめかない 自分の母親だけは死なない。それだけに純粋な確信が、20代になった僕に残っていた事は、幾分奇異な感じがないでもない

  • 吉村昭氏の短編集もいいと初めて思った本。

  • 2017.12.08
    久しぶりに吉村昭の本を手に取った。やはり重厚な一冊だった。このように人知れず人の世話をしている人がいることを忘れてはならない•••。

  • 長編の間の息抜きに読める短編集。

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著者プロフィール

一九二七(昭和二)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。五八年、短篇集『青い骨』を自費出版。六六年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。七三年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、七九年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、八四年『破獄』で読売文学賞を受賞。二〇〇六(平成一八)年没。そのほかの作品に『高熱隧道』『桜田門外ノ変』『黒船』『私の文学漂流』などがある。

「2021年 『花火 吉村昭後期短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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