ひとは化けもん われも化けもん

  • 文藝春秋
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163210803

感想・レビュー・書評

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  • 面白いんだけど
    あの文体に慣れるのに時間がかかる
    それに、やや冗長
    3.1点

  • 平成14年度第9回松本清張賞受賞作。少し古い言葉使いで最初は読みづらかったが、文章は講釈師が話してるような非常にリズム感がある文章で良かったですよ。ただ僕にとって井原西鶴がまったく興味がない人でしたがね。

  • 作者チャレンジャーです。慣れるまで読みにくいけれど、リズムを掴むと活字が躍り始める。西鶴に上手く命を吹き込んだ。

  • 独特の文体。過去には、野坂昭如がいた。
    悲しい草子作者西鶴が生まれるまでの本人の深い葛藤。

  • まず地の文が…こういうの何調って言うんでしょう?助詞が殆どなくてごっつ読み難い。でもって、プロローグが「西鶴の死後数年」みたいな設定なのに、特にそれに対応するエピローグとかないし、かと言って西鶴が死ぬまで描くわけじゃないし。変な構成…。エグい生い立ち背負ってた桐葉は家出したまんまそれきりだし…。
    でも麻疹の流行りの凄まじさが、正にこのご時世なだけに、妙にリアル。おぞぞっ…背筋が寒い。

    芭蕉や近松をめちゃくちゃ意識している癖して、のらりくらりと草子に取りかからない西鶴、傍にいたら蹴飛ばしたいタイプの軟弱男。

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